サネがCL3試合連続弾! バイエルンが5得点でプルゼニを粉砕、無傷の3連勝を飾る

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2022年10月05日 03:40  サッカーキング

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サネはこの日2ゴールを記録 [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループC第3節が4日に行われ、バイエルン(ドイツ)とヴィクトリア・プルゼニ(チェコ)が対戦した。

 CLでは開幕2連勝と好スタートを切ったバイエルン。インテル(イタリア)、バルセロナ(スペイン)とグループのライバルとなり得る存在を撃破したことから、決勝トーナメント進出に大きく近づいていると言えるだろう。ブンデスリーガでは8月27日に行われた第4節ボルシアMG戦を引き分けで終えて以降、同試合を含めて3分1敗と苦しい時期を過ごしたが、9月30日に開催された第8節レヴァークーゼン戦は4−0と快勝。“絶対王者”の底力を示し、再開するCLに臨むこととなった。一方、ヴィクトリア・プルゼニはバルセロナ、インテルに敗れて連敗スタートに。バイエルンとは対照的な成績で第3節を迎えている。

 バイエルンは直近のレヴァークーゼン戦からスターティングメンバーを4名変更。レヴァークーゼン戦は途中出場となっていたノゼア・マズラウィ、ライアン・フラーフェンベルフ、レオン・ゴレツカ、セルジュ・ニャブリがスタメン入りを果たした。ジョシュア・キミッヒ、トーマス・ミュラーは新型コロナウイルス感染症の陽性が確認されたため、ベンチ外となっている。一方、ヴィクトリア・プルゼニはCL前節のインテル戦から6枚を入れ替えてこの一戦に臨んだ。

 試合は序盤からバイエルンがボールを握る展開に。すると7分に試合が動く。ピッチ中央付近で前を向いたレロイ・サネがジャマル・ムシアラとのワンツーで中央を突破。ペナルティエリア手前で左足を振り抜くと、強烈なシュートがニアサイドに突き刺さった。サネのCL3試合連続となるゴールで、バイエルンが先制に成功している。

 続く13分にもバイエルン。GKマヌエル・ノイアーが相手のシュートをキャッチすると、素速いリスタートからアルフォンソ・デイヴィスがドリブルで持ち運ぶ。中央でA・デイヴィスからのパスを引き出したムシアラは華麗なターンで前を向くと、タッチが長くなったところをゴレツカがフォロー。わずかに時間を作ってくさびのパスをつけると、ボールを受けたニャブリが右足でネットを揺らした。華麗なカウンターを完結させ、バイエルンがリードを広げている。



 バイエルンの勢いは止まらない。21分、左サイド高い位置でスローインを受けたマネが、巧みなタッチで相手選手2人をかわす。中央へのパスが相手選手に当たったところを見逃さず、スピードを上げて左足で流し込んだ。36分にはダヨ・ウパメカノの縦パスをニャブリがダイレクトで繋ぎ、マネが相手選手を引きつけて横へ。最後はムシアラが右足でシュートを沈めたものの、マネのポジションがオフサイドだったため、ゴールは認められず。それでも、バイエルンは3点をリードしてハーフタイムに突入した。

 後半に入ってもこの日のバイエルンはとどまる所を知らない。50分にマネからの浮き球スルーパスで最終ラインの背後をとったサネがこの日2点目を決めると、59分にはゴレツカのラストパスから、ハーフタイム明けにピッチに立ったエリック・マキシム・チュポ・モティングがネットを揺らす。

 その後、バイエルンは安定した試合運びでヴィクトリア・プルゼニに攻め入る隙を与えず。試合はこのままタイムアップを迎え、バイエルンがホームで無傷の3連勝を記録した。CL決勝トーナメント進出に大きく近づいている。

 次節は12日に行われ、ヴィクトリア・プルゼニが本拠地でバイエルンを迎え撃つ。

【スコア】
バイエルン 5−0 ヴィクトリア・プルゼニ

【得点者】
1−0 7分 レロイ・サネ(バイエルン)
2−0 13分 セルジュ・ニャブリ(バイエルン)
3−0 28分 サディオ・マネ(バイエルン)
4−0 50分 レロイ・サネ(バイエルン)
5−0 59分 エリック・マキシム・チュポ・モティング(バイエルン)

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