アトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督は、敗戦に終わったクラブ・ブルッヘ戦を振り返ってコメントした。4日、欧州サッカー連盟(UEFA)が公式サイトで伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)・グループC第3節でクラブ・ブルッヘの本拠地に乗り込んだアトレティコは、立ち上がりから複数のチャンスを迎えるも決めきれず。反対に、元バルセロナのFWフェラン・ジュグラらの活躍により2点を失う展開となった。攻勢を強めた終盤にはPKを獲得したアトレティコだったが、これをアントワーヌ・グリーズマンが失敗。試合はそのまま0−2で終了し、アトレティコは早くも3試合で2敗目を喫することとなった。
試合を振り返ったシメオネ監督は、特に前半のパフォーマンスを評価した一方、黒星を喫した要因を次のように分析した。
「よくプレーできた試合だった。我々は前半はコントロールできたし、チャンスもあった。だが強引さの不足によって、それらの機会を生かすことができなかったんだ」
「そして試合の後半は、相手のゴールキーパーがカギになった。まだこれからプレーするCLの試合がたくさんあるし、私はポジティブなままだよ。まだまだ戦いは残されているからね」
「今夜のクラブ・ブルージュは非常に強かったね。だが我々もそれに備えていたんだ。我々は非常に力強い前半をプレーした。ただ精度と、おそらく自信も足りていなかったのかもしれない」
「入らなかったPKだが、あれが試合を変えていたかもしれない。だがまだ我々はタオルを投げたわけではない。我々には勝利するべき3試合が残されているんだ」
次節は12日に行われ、アトレティコが本拠地にクラブ・ブルッヘを迎える。