月間MVP、交流戦MVP!ショウアップナイター解説陣のコメントで振り返るヤクルト・村上宗隆の1年〜6月編〜

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2022年10月05日 10:14  ベースボールキング

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交流戦で大暴れを見せたヤクルトの主砲・村上 (C) Kyodo News
ニッポン放送ショウアップナイターアンバサダーのヤクルト・村上宗隆が、打率.318、56本塁打、134打点の成績を残し、2004年の松中信彦氏以来18年ぶり令和では初の三冠王を達成。本塁打も、日本人シーズン新記録となる56本を放った。ニッポン放送ショウアップナイター解説陣のコメントをもとに今季の村上を振り返る。今回は6月編。

 6月、村上の調子も一気に上昇した。4日の西武戦の6回に決勝打となる第16号逆転2ランを放つと、10日のソフトバンク戦では1−1の4回に千賀滉大のストレートをレフトスタンドに決勝ソロ。この本塁打は岡本和真(巨人)と並ぶ17号。打点数も47として、岡本、牧秀悟(DeNA)に並んだ。

 翌11日に2試合連続となる第18号2ランを放ち、これで18本塁打、49打点とし、本塁打と打点ランキングで単独トップに躍り出ると、1点を追う6回に嘉弥真新也からライトホームランテラスに飛び込む第19号満塁本塁打。チームは18年以来2度目の交流戦優勝を決め、村上も打率.351、6本塁打、13打点の活躍で交流戦MVPに輝いた。

 リーグ戦再開後も勢いは止まらず、19日の広島戦では2本塁打を含む3安打で打率を再び3割に乗せると、23日の中日戦では2本塁打を含む4安打6打点の大暴れ。24日の巨人戦でも2本の本塁打を放ち、25本塁打、67打点はリーグトップの成績で、打率.315もリーグ2位まで浮上した。

 6月24日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト−巨人戦』で解説を務めた若松勉氏がヤクルト・村上宗隆の三冠王の可能性について「ちょっとまだ打率ですね。やっぱりね」と返答。

 「打率の方はまだまだ上がってくる選手がいると思いますよ。近本、坂倉などは上がってくるでしょうね。本当に素晴らしいバッターだし、打率は最後までわからないと思いますよ」と予想していた。

 「ただ本塁打と打点は打つとどんどん増えていくので、打率の方は打てなかったら下がるし、波なくどこまでいけるかですよね」と、村上の三冠王へのポイントを挙げていた。

▼ 村上の6月打撃成績
23試 率.410(83−34)本14 点35
・交流戦MVP
・月間MVP

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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