ドルトムントが敵地で4発快勝!…大敗のセビージャはロペテギ政権終了が決定的に

0

2022年10月06日 06:04  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

敵地でセビージャに快勝したドルトムント [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループG第3節が5日に行われ、セビージャ(スペイン)とドルトムント(ドイツ)が対戦した。

 今季はリーグ戦とCLでともに不調を見せるセビージャ。この試合で結果が得られなければ、ジュレン・ロペテギ監督が解任されるとの報道も高まっているなか、この日はケガから戻ってきたスソが約11カ月ぶりに先発へ復帰した。一方、前節はマンチェスター・Cに逆転負けを喫したドルトムントは、19歳のジュード・ベリンガムが腕章を巻いて今大会2勝目を目指して臨んだ。

 試合は開始早々に動きを見せる。6分、ドルトムントはボールを左サイドへ展開すると、攻め上がったラファエル・ゲレイロが自らゴールを狙う。左足のミドルシュートはサイドネットへと突き刺さり、幸先良くアウェイチームが先制した。対するセビージャはその後、ユセフ・エン・ネシリが2度の決定機を迎えるも決めきれず、追いつくことはできない。

 するとドルトムントは41分、左サイドの攻撃からベリンガムが抜け出すと、キックフェイントでDFを見事に交わしてそのままゴール。追加点を奪うと、さらに43分には、ユスファ・ムココのシュートのこぼれ球をカリム・アデイェミが決めて、さらにリードを広げて前半を終えることとなった。

 意地を見せたいセビージャは後半開始から2枚替えを行うと、51分にCKをエン・ネシリがヘッドで合わせてまずは1点を返す。これで一気に息を吹き返すと、立て続けにドルトムントゴールを脅かすものの2点目を奪うことはできず。するとドルトムントは75分、カウンターからムココのクロスをユリアン・ブラントが頭で合わせ、勝負を決定づける4点目を手にした。

 試合はこのまま終了。ドルトムントは敵地での快勝で今大会2勝目を手にした。一方のセビージャは試合後、解任が見込まれるロペテギ監督の功績を称えるコールがスタジアムから沸き起こり、指揮官がスタンドに拍手で応える一幕も。指揮官交代は決定的なものとなった。

 次節は11日に行われ、ドルトムントが本拠地にセビージャを迎える。

【スコア】
セビージャ 1−4 ドルトムント

【得点者】
0−1 6分 ラファエル・ゲレイロ(ドルトムント)
0−2 41分 ジュード・ベリンガム(ドルトムント)
0−3 43分 カリム・アデイェミ(ドルトムント)
1−3 51分 ユセフ・エン・ネシリ(セビージャ)
1−4 75分 ユリアン・ブラント(ドルトムント)
    ニュース設定