緑の塗装の「ANA Green Jet」がデビュー 数年運航、当面は欧米路線で

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2022年10月06日 09:01  TRAICY

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全日本空輸(ANA)は10月5日、サステナビリティをテーマとしたボーイング787-9型機の特別塗装機「ANA Green Jet」(機体記号:JA871A)の運航を開始した。初便は東京/羽田発、サンフランシスコ行きのNH108便で、144名(うち幼児1名)が利用し、午後10時55分に出発した。

「ANA Green Jet」は、ANAが2021年6月に立ち上げた持続可能な社会の実現と企業価値向上に向けた取り組み「ANA Future Promise」の象徴として登場した機体で、機体の左側に「緑」、右側に「水」をモチーフとした塗装を施している。通常は「トリトンブルー」と「モヒカンブルー」の2種類の青色で塗られている垂直尾翼も、全体のデザインに合わせて2種類の緑色で塗装した。機体左側中央には「ANA Future Promise」の、右側中央には持続可能な航空燃料(SAF)の活用を通じて二酸化炭素(CO2)排出量削減を目指す取り組み「SAF Flight Initiative」のロゴを入れている。

空気抵抗を低減してCO2排出量を削減する効果があるというサメ肌加工の特殊なフィルムを機体に貼り付けたり、植物由来の人工皮革で作ったヘッドレストカバーを採用したりするなど、サステナビリティをテーマとした施策を取り入れた。

乗客にサステナブルなフライトをイメージしてもらうため、客室では天井を緑色にライティングし、BGMとして自然を想像できるヒーリングミュージックを流す。さらに、客室乗務員は水と木々をイメージしたオリジナルエプロンを着用する。機体や施策の詳細は別稿で紹介している。

サステナビリティがテーマの機体であることから、初便の就航地にはESG(環境・社会・企業統治)やSDGsの関心が高い都市と言われるサンフランシスコが選ばれた。当面の間は、サンフランシスコを中心に欧米各路線で運航する。運航期間は数年程度を見込んでいる。11月からは国内線用のボーイング787-8型機(機体記号:JA874A)でも同様の施策を展開する。

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