代官山に週3通うオシャレ好きなクロちゃんが真冬でも「短パン」「半袖」を貫く理由

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2022年10月06日 12:20  AERA dot.

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真冬でも「短パン」「半袖」を貫くクロちゃん(写真:本人提供)
安田大サーカスのクロちゃんが、気になるトピックについて"真実"のみを語る連載「死ぬ前に話しておきたい恋の話」。今回のテーマは「オシャレ」。ショッピングのために、東京・代官山に週3度も通うほど、ここ最近は「オシャレするのが楽しい」というクロちゃん。しかし、なぜか「長袖」「長ズボン」はほぼ着ないという一風変わったこだわりも持っている。クロちゃんが独特の「オシャレ」感について語った。


【写真】クロちゃんのオシャレ私服姿はこちら
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 ここ1年くらいの間かな。自分の中で、かなり大きな変化があった。実は、最近、オシャレをすることがすごく楽しくなったんだよね。「そんな些細なことかよ」って思われるかもしれないけど、自分の中で、これは、なかなかの変化。まさか、洋服を買ったり、コーディネートしたりすることが、こんなに楽しいなんて、まったく思ってもいなかった。


 正直、これまでボクはオシャレをすることに、そこまで強いこだわりがあるわけじゃなかった。基本的にボクはめんどくさがり屋だから、流行に合わせて服や靴などをじっくり選んだり、一軒一軒お店を巡るなんていう行為はあまり好きじゃなかった。ボクは人よりも、少し体が大きいし、今はやりのオシャレなお店に行ったって、ボクに合うサイズの服はどうせ置いてないだろうっていう変な固定概念もあった。だから、ボクが立ち寄るお店といえば「AVIREX 渋谷店」のみだった。AVIREXなら、大きなサイズは置いてあるし、デザインもボク好みだったし、プライベートで渋谷に足を運ぶことも多いから、すごく便利で都合もよかったんだよね。「ここにいけばすべてそろう」、そんな安心感もあった。


 長年利用していたお店だったし、この先も、ずっと通うつもりだった。でも、昨年の春に突如閉店してしまったの。これは、想定外だった。閉店を知った瞬間は、「これから、ボクは、どこで服を買えばいいんだろう……」って、ちょっと困惑したからね。これをきっかけに、新たなお店を探すことも考えた。でも、ボクの乏しい知識では、それも、なかなか難しかった。大きいサイズが置いてあるお店ってどこなんだろうって考えても、ホンジャマカの石塚さんがメインキャラクターをつとめている「サカゼン」っていうブランドくらいしか思い浮かばなかった。でも、サカゼンはHIRO君が着ていたから、絶対嫌だったんだよね。HIRO君と服がカブるなんて耐えられないから。




 結局、そんな途方に暮れるボクに手を差し伸べてくれたのは、親友のたかみな(高橋みなみ)だった。「クロの服、私がコーディネートしてあげるよ」、そんな一言から、一緒にショッピングにいくことになったんだよね。ほんと、ありがたかった。結果的に、そんなたかみなの優しさが、ボクがオシャレに興味を抱くきっかけになった。


 後日、たかみなとたかみなの旦那さん、他にも友達夫妻も加わって、5人で原宿や代官山などのお店を巡った。原宿はアイドルのライブなどでよく行っていたけど、代官山なんてほとんど行ったこともないから、最初は、ほんとうに自分に合う服があるのか、少し不安だった。でも、3XLなどの大きめのサイズも、ちゃんと置いてくれているお店も意外に多くて、これには、すごく驚いた。これまでは「どうせ、置いていない」って勝手に決めつけていたからね。思い込みって怖いなって思ったよ。


 adidasにSupreme、Saturdays NYC Tokyo、Maison Kitsuneなど、今までボクの人生にまったく縁のなかったお店に入って、とにかく試着しまくった。


 これが、楽しくて、楽しくて、仕方なかった。


 試着すると、みんな「かわいいー!」とか「似合ってるじゃん!」とか、すっごく褒めてくれたんだよね。気持ちよかったなー。テンションがあがっちゃって、代官山にある階段などで、撮影会みたいなこともしちゃったし。ボクは、褒められるとのびるタイプだから、いろんなポーズをたくさんとっちゃった。ボクってこんな色が似合うんだとか、こんなふうに上下を合わせるとオシャレに見えるんだとか、新たな発見もできて、すごく勉強になったよ。


 オシャレするのって楽しいことなんだって、人生で初めて感じた瞬間だった。一気に、オシャレに対してのイメージが変わったね。これまでは、めんどくさい作業の一つ、くらいに捉えていたから。


 それからというもの、ボクは、オシャレにすっかりハマってしまった。今では、多い時で、週3回、代官山に足を運んでいる。一時は、毎週のように同じ店に通って「新しい服、リリースされてないですか?」って聞いたりしていたから、さすがに店員さんから「いやいや、来るサイクル早すぎるんでまだ出てないです(笑)」「昨日も来てましたよね?」って指摘されたこともある(笑)。ボクにとっては、服屋さんに通うことが、完全に楽しい時間のひとつになっちゃったみたい。




 ボクの洋服選びのポイントとしては、プライベートだけじゃなく、テレビなどに出演する時の衣装としても使えそうなものを選ぶようにしている。両方使えると便利だしね。「映えやすい」ものを意識して、アニメ「ワンピース」に登場するキャラクター「ドフラミンゴ」みたいなド派手な上着を買ったこともある。これがまたかわいいんだよねー。


 以前のボクだったら、代官山なんて絶対足を運ぶことなんてない街だったのに、今では、代官山の空気がおいしく感じるからね。もうボクにとって代官山は、庭みたいなものだよ。それも、これも、全部、たかみなのおかげ。たかみな、ありがとう。また近々、一緒にお店巡りしようね。


■「長袖」「長ズボン」を着られなくなった


 気づいている人がどれだけいるのか分からないけど、ボクのファッションのスタイルは「半袖」と「短パン」が基本。冬でも、変わらず、このスタイルを貫いている。ちなみに、「長袖」と「長ズボン」を着ることはほとんどない。冬は寒いから、Tシャツなどの上にダウンなどを羽織ることはあっても、インナーとして着ることはない。テレビの衣装として用意されていたら、仕事だから、仕方なく着るけどね。


 実は、ボク、「長袖」と「長ズボン」が嫌いなんだよね。


 理由は、大きなトラウマがあるから。


 あまり思い出したくもないんだけど、数年前に、一人の女の子と何度かデートする機会があったんだ。一緒に御飯に行ったりして、関係を深めていくうちに、ボクは、その子のことを本気で好きになっちゃったの。


 だから、ボクは、その子に「告白しよう」と決意したんだ。そして、告白する時は「いつもとは違う自分を演出しよう」、そんなプランも考えた。ボクは、当時から「短パン」「半袖」ばかりを着ていたから、少しギャップを出すために、あえて普段あまり着ない「長袖」と「長ズボン」を告白の勝負服に選んだ。モノトーンな色のものを選んで、大人っぽい雰囲気も漂わせた。


「あれ、今日のクロちゃん、いつもと全然違う」って、その子に思ってもらいたかったし、何より、今までの自分を一新させるくらい、一世一代の本気の恋なんだよって伝えたかったからね。


 でも、結果は最悪だった。告白する直前に、ボクは突然落とし穴に落とされちゃったんだ。そう、実は、これ全て、「水曜日のダウンタウン」が仕組んだドッキリだったんだよね。結局、その女の子も仕掛け人だったんだ。あれは、ほんとうにショックだった……。


 あのデート以来、ボクは、「長袖」と「長ズボン」が着られなくなっちゃった。着ると、あのデートを思い出ちゃって、すごくつらくなる。プライベートでも何度かチャンレンジはしてみたけど、やっぱり精神的に気持ち悪くなってダメなんだよね。月日が経つにつれて、少しずつ、トラウマは小さくなってはいると思うけど、まだまだ時間はかかりそうだね……。


 だから、今後も、ボクは、「短パン」「半袖」を軸にオシャレを楽しむつもり。次は、どんなアイテムをゲットしようかな。来週も代官山にいってくるしん!

(構成/AERA dot.編集部・岡本直也)


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  • 空港のタクシー乗場を見てると雪が降る日でも白人は半袖でいることが多い。東南アジアの人は炉前作業でも寒いと言う。
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