新型フォード・マスタングGT3、2023年WEC開幕戦『スーパー・セブリング』で正式発表へ

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2022年10月06日 12:31  AUTOSPORT web

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9月14日、デトロイトでのイベントでティザーされたフォード・マスタングGT3
フォードが開発を進めている新型マスタングGT3は、2023年3月にアメリカ・フロリダ州のセブリング・インターナショナル・レースウェイで開催されるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権とWEC世界耐久選手権のジョイントイベント、通称“スーパー・セブリング”で正式発表されることが分かった。

 2022年9月、2024年型の市販車のマスタングの発表時、プロモーション映像のなかでティザー(予告)されたマルチマチック製のこのGT3車両は、2024年のIMSAデイトナ24時間レースでのデビューに先駆け、2022年末か2023年初頭にはテストが開始される予定だ。

「ビル・フォードとジム・ファーレイはレーサーであり、カスタマーが第7世代マスタングで世界中の参戦可能なあらゆるクラスにおいてレースすることに、全力を注いでいる。素晴らしいビジョンだ」と、マルチマチックのスペシャル・ビークル・オペレーションズ担当副社長を務めるラリー・ホルト。

「この度、GT3およびGT4車両の開発において、マルチマチックがそのビジョンの一翼を担うこととなり、大変光栄に思っている」

「だが、フォード氏が新車発表会の最後に述べたように、フォードが本当に望んでいるのは、ル・マンに、次はマスタングで戻ることなのだ。パートナーとして、私も同じ立場だ」

 マルチマチックは、ウェザーテック選手権に2台のファクトリーGTD Pro車両を投入するが、WEC/ル・マンの新たなGT3カテゴリーではワークス参戦が認められないことになっており、このプログラムの主軸であるカスタマー・チームの起用が必須となる。

 マルチマチックは、GT3バージョンに加え、最近バージニア・インターナショナル・レースウェイで行われたミシュラン・パイロット・チャレンジのレースを圧倒した現行モデルの成功をベースに、新たなマスタングGT4も制作している。

 GT4車両は、2023年シーズン後半にカスタマーのレース参戦が可能となる予定だ。

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  • 先日首都高に若葉マークをつけたマスタングがいたけど、初心者らしい運転でした。
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