東京V、アルハンの担当通訳にJリーグからけん責…試合前日にメンバー入りをSNS投稿
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2022年10月06日 14:32 サッカーキング
Jリーグは6日、東京ヴェルディに所属するインドネシア代表DFアルハンの担当通訳に対してけん責処分を科したと発表した。
2022年7月5日14時ごろ、アルハンの担当通訳がSNSにおいて、同選手が翌7月6日の明治安田生命J2リーグ第25節栃木SC戦で初めてメンバー入りすることを投稿した。同日18時ごろ、投稿を知ったクラブスタッフが削除要請を伝え、担当通訳も速やかに削除したが、すでにSNS等で拡散された状況にあった。
本件はJリーグ規約第3条第7項に定める「Jリーグ関係者は、職務の遂行を通じて知り得た協会、Jリーグ、Jクラブその他のJリーグ関係者に関連する一切の秘密または内部事情を、第三者に開示または漏えいしてはならない」に違反。Jリーグは「例え本人に悪意がなくとも八百長や違法賭博への関与を疑われかねず、スポーツ・インテグリティを脅かしうる事案」だったとして、アルハンの担当通訳にけん責を科した。
東京Vは「日ごろよりサポートいただいているファン・サポーターのみなさまをはじめ、支えてくださるステークホルダーのみなさま、Jリーグや他クラブのみなさまに、ご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします」と謝罪し、「クラブとしましても、同様の事案が再発せぬようクラブ全体に十分な啓発や注意喚起を行って参ります」と再発防止策を掲げた。
アルハンは今季にPSISスマラン(インドネシア1部)から東京Vに加入。加入後、東京VのSNSフォロワー数が急増するなど、母国で注目を集める存在となっている。なお、今季の公式戦出場は栃木戦のみにとどまっている。
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