マンUが敵地で逆転勝利、ELで2連勝…途中出場のラッシュフォード&マルシャルが大仕事

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2022年10月07日 03:46  サッカーキング

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マンUが敵地で逆転勝利 [写真]=Manchester United via Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)・グループE第3節が6日に行われ、マンチェスター・U(イングランド)がオモニア・ニコシア(キプロス)の本拠地に乗り込んだ。

 マンチェスター・Uは9月8日に行われたEL開幕節でレアル・ソシエダ(スペイン)にホームで敗れたものの、続く15日開催のシェリフ(モルドバ)戦では敵地で完勝を収めた。プレミアリーグでは開幕2連敗の後は全勝を保っていたが、2日に行われた第9節マンチェスター・C戦では3−6と大敗。“マンチェスター・ダービー”のショックを払拭するためにも、重要なEL3戦目だ。

 マンチェスター・Uは直近のマンチェスター・C戦からスターティングメンバーを3名変更。同試合で負傷交代したラファエル・ヴァランに代わってヴィクトル・リンデロフ、中盤のスコット・マクトミネイに代わってカゼミーロ、そして最前線のマーカス・ラッシュフォードに代わってクリスティアーノ・ロナウドが起用された。

 試合は序盤からマンチェスター・Uのペースで進んだものの、試合を動かしたのはオモニア・ニコシア。34分、マンチェスター・Uが相手陣内に押し込み続ける展開が続く中、ピッチの中央付近でボールを持ったタイレル・マラシアが相手選手のプレスでボールを失う。奪ったブルーノはそのまま長い距離を持ち運び、2人のDFを引きつけて中央へ。最後はカリム・アンサリファルドが落ち着いてゴールネットを揺らし、オモニア・ニコシアが先手を取った。前半はこのまま終了する。

 後半に入るとマンチェスター・Uに動きが。マラシアとジェイドン・サンチョを下げて、ルーク・ショーとマーカス・ラッシュフォードを投入した。するとそのラッシュフォードが結果を残す。53分、ブルーノ・フェルナンデスが自陣低い位置からロングフィードを送ると、このボールにラッシュフォードが反応。スペースを狙ったトラップはうまく決まらなかったが、それでもラッシュフォードは即座にボールに反応。ボックス手前から右足で強烈なシュートを突き刺した。

 さらにマンチェスター・Uは61分、B・フェルナンデスに代わってアントニー・マルシャルを投入する。直後の63分にはリサンドロ・マルティネスの縦パスをラッシュフォードがフリックし、ペナルティエリア手前でマルシャルが前を向く。右足から放たれたシュートでネットを揺らし、マンチェスター・Uは途中出場した2選手の活躍で逆転に成功した。

 78分にはマンチェスター・Uにビッグチャンス。ゴール前に飛び込んだディオゴ・ダロトが相手GKをかわし、マイナスのC・ロナウドへボールを繋ぐ。C・ロナウドはダイレクトで狙ったが、シュートはポストに嫌われた。

 それでも84分、ボックス左でボールを受けたC・ロナウドが左足でグラウンダーのボールを送ると、ラッシュフォードが押し込んで決定的な3点目を記録。直後の85分には1点を返されたが、そのまま逃げ切りに成功したマンチェスター・UがELで2連勝を飾った。

 次節は13日に行われ、マンチェスター・Uがホームにオモニア・ニコシアを迎える。

【スコア】
オモニア・ニコシア 2−3 マンチェスター・U

【得点者】
1−0 34分 カリム・アンサリファルド(オモニア・ニコシア)
1−1 53分 マーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・U)
1−2 63分 アントニー・マルシャル(マンチェスター・U)
1−3 84分 マーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・U)
2−3 85分 ニコラス・パナギオトゥ(オモニア・ニコシア)

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