セビージャの新監督はサンパオリ氏に決定! 6シーズンぶりの古巣復帰に

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2022年10月07日 08:10  サッカーキング

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昨季はマルセイユを2位に導いたサンパオリ監督 [写真]=Icon Sport via Getty Images
セビージャは6日、同クラブの新監督としてホルヘ・サンパオリ氏を招へいしたことを発表した。契約期間は2024年夏までとなっている。

 今季のラ・リーガ開幕から調子が上がらないセビージャは、第7節終了時点で1勝2分4敗と苦しいシーズンを過ごしている。チャンピオンズリーグ(CL)でも1分2敗と勝利がなく、5日にホームで行われたグループG第3節のドルトムント戦を1−4で落とすと、直後にクラブはフレン・ロペテギ監督の解任を発表。3シーズン以上にわたって続いたロペテギ体制が終焉を迎えていた。

 新監督の座に就くのはサンパオリ氏に決まった。同氏は母国アルゼンチンで指導者キャリアをスタートさせると、南米の複数クラブで指揮を執った後、チリ代表の監督に就任。FIFAワールドカップブラジル2014ではラウンド16で開催国をPK戦まで追い詰める試合を見せ、コパ・アメリカ2015ではチリ代表を初の優勝に導いた。2016−17シーズンからはセビージャの監督を務め、ラ・リーガ4位フィニッシュに成功。CLでもラウンド16まで駒を進めた。以降はアルゼンチン代表、サントス、アトレチコ・ミネイロで指揮を執り、2021年3月からはマルセイユを指揮。開幕から指揮を執った2021−22シーズンはクラブをリーグ・アン2位フィニッシュへと導き、今季のCLストレートインを確定させたものの、7月1日付でマルセイユとの契約を解除したことが発表された。

 6シーズンぶりにセビージャに戻ってきたサンパオリ監督は「セビージャを去ってからも、常に動向は追いかけていた。自分が幸せだった場所を覚えているのは当たり前のことだからね」とクラブへの愛情を表現。続けて、「チームを発展させるためのアイデアは持っている。それぞれの局面でよりアグレッシブさを発揮する必要があるだろう。ファンの皆さんには、思い出に囚われないようお願いしたい。新しいステージだから、これからも新たに皆さんのリスペクトを集めつつ、今にフォーカスするよ。自分にとってチャレンジなので、しっかり準備を進めたい」と話した。

 セビージャは8日、ラ・リーガ第8節でアスレティック・ビルバオと対戦する。現在3位につけている強敵との一戦で、第2次サンパオリ政権の幕が上がる。
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