それでも私たち夫婦は結納金、結婚式費用、お祝い金としてそれぞれ100万円、合計300万用意することにしました。結婚式費用の足りない分は自分たちの貯金やご祝儀などで賄ってと話します。
しかし息子は結婚式費用が大幅に足りないと訴えてきたのです。見積もりには彼女家族や親族一同の衣装レンタルや着付け、ヘアメイク代が! さらに前泊のホテル代と足代まで請求されてしまいます。私たちは彼女と話し合いをするよう、息子に強く言いました。しかし事態は一向に改善しません。
面倒になった息子が婚約破棄を告げると、彼女は自殺をほのめかすほど騒いでいるよう。彼女の母親も交えて再び話し合いです。
彼女は半狂乱です。息子が結婚は一旦考えなおすと言うなら、私たちが止める理由なんてなんらありません。結局、婚約は破棄となりました。「入籍日は結婚式と同日がいい」と予定していたので、幸いまだ入籍前でした。面倒なので結納金、指輪、着物はそのまま先方に渡すと言ったら、慰謝料などは請求されませんでした。(ちなみに結納返しはなかったです)
イタイ勉強代となってしまいましたが、あのまま結婚していてもいずれ綻びが出たでしょう。それに結婚を許した私たちにも責任があります。いまだ反抗期と言えるくらいの言動をする息子は、やはり大人になりきれておらず、自立もできていなかったのです。しなくていい経験をしてしまった気もしますが、まだ若いですし、息子には自分の手で幸せを掴んでほしいです。
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原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・まゆか! 編集・木村亜希