＜お金出して！＞【前編】義姉には子どもが2人。義母から「気を利かせて教育費を援助して」と言われた

お金のトラブルはできる限り避けたいものですよね。ただでさえ厄介なお金のトラブルは、その相手が身内ともなると余計にややこしくなりがちかもしれません。今回の投稿者さんも義姉とのお金のトラブルに巻き込まれそうになっている様子ですよ。さて一体何があったのでしょうか？

『私たち夫婦は1人っ子、義姉の家庭は子どもが2人います。どうやら教育費と奨学金の返済が苦しいそうです。義母が「あの子（義姉）は"お金を貸して"とは言えないから、あなたたちが気を利かせてあげて」などと言ってきます』

投稿者さんの義姉はどうやら経済的に苦しい状況なのだそう。子ども2人の教育費や奨学金の返済が家計を圧迫しているようですね。すると義母が「義姉にお金を貸してあげてほしい」「義姉は自分からは援助を依頼できないだろうから、事情を察してあげてほしい」と投稿者さん夫婦に持ちかけてきました。なんだか言葉を失ってしまうような話ですね……。

遠回しにお金の無心をされて……

これだけでも耳を疑いたくなる内容ですが、なんとこの話には続きがある様子です。投稿者さんは状況をさらに詳しく話してくれました。

『「奨学金の返済が苦しいなら子どもたち自身に払わせればいいのでは？」とだけ返したら、「親としての責任やプライドもあるし、子どもたちも可哀想でしょ？」だそうです。旦那が「返してもらえるかの確実性がないお金を、俺たちが貸すことは可哀想だと思わないのか？」と聞いたところ、その後は旦那がいないところで義母が私にアプローチをかけてくるようになりました』

投稿者さん夫婦は「義姉夫婦が奨学金の返済が大変ならば、子ども自身に返済をさせたらいい」ともっともな返事をしました。さらには、「返してもらえる可能性があるかどうかもわからないお金は貸せない」と旦那さんが突っぱねたようです。すると義母は何を思ったか、その後は実子である旦那さんではなく投稿者さんに直接「お金を貸してあげて」と頼むようになりました。

『義姉自身も遠回しに私たちにお金の無心をしてきます。「あなたたちのところは共働きで1人っ子だから経済的な余裕もあるでしょ？　今後、うちの子にお世話になるかもしれないよ？」と、遠回しな品のない言い方をされ続けています』

義母だけかと思いきや、どうやら義姉自身もお金の無心をしてくるようです。しかも「将来あなた方夫婦はうちの子たちにお世話になるかもしれないよ？」と、およそお願いするとは思えないような態度で話を進めるのだそう……。投稿者さんがウンザリしている様子がよく伝わってきますね。

あまりにも図々しいんじゃない？

トピック内のママたちは「義姉や義母の行動がまったく理解できない」と憤りを隠せません。

『図々しい。お金を借りたいなら、本人が頭を下げなさいよ。「お義姉さん、お困りのようなのでこちらのお金をお使い下さい」と、こちらから言えと？　寝言は寝て言いなさい』

『貸す側がなぜ察して気を利かせてあげなきゃきけないのか……理解に苦しむ』

『お金を出してほしいなら、せめて頭を下げて頼めばいいのに。「私は頼んでもないのに、あなたが勝手にお金をくれた」ってことにしたいのかな？』

「義姉の状況を察してお金を貸してあげて」と頼む義母と、まったく"お願い"をせずにお金を借りようと試みている義姉、どちらの言動も非常識だと捉えられたようですね。「本当に図々しい」「理解に苦しむ」などの呆れたような言葉が並ぶなか、「寝言は寝て言ってね」とかなり厳しいコメントも散見されました。それほどまでにママたちの怒りを刺激したのでしょう。

こんな状態で、貸しちゃダメだよ！

ママたちからは投稿者さんに対して、「義姉には絶対にお金を貸しちゃダメ」と釘を刺すようなコメントも寄せられました。

『そもそもお金貸すということ自体どうかと思うのに、直接頼んでもこない。そんな人が今後返済してくるとは思わない。直接言われても貸さない』

『義姉は自分たちで何とかしてほしいね。絶対貸してはダメだよ』

『貸さないよ。返してもらえる保証もないんだから』

「返してもらえるかどうかもわからないお金は貸せない」と話したママたち。もちろん義姉が実際に踏み倒すかどうかはさておき、リスクのあることはしないほうがいいと警鐘を鳴らしているのでしょう。

『もし貸すなら、甥姪同席できっちり借用書を書かせて公正証書として残す。滞ったときは甥姪が支払いをすることをする約束させる』

もし貸す場合には、なあなあで済ませるのではなく正式な書類を作成するべきとの声もあがりました。貸すことになった場合にはちゃんとした手続きを踏んだほうがいいでしょう。

義母から「義姉にお金を貸してあげて」と頼まれてモヤモヤしてしまった投稿者さん。しかも義姉から直接頼まれてもいないとなると貸す必要がないようにも思えますね……。もしいろいろな兼ね合いで貸すことになったとしても、借用書を作成するなどしたほうが安心ではないでしょうか。

後編へ続く。

文・motte　編集・みやび　イラスト・マメ美

■ママスタセレクトで読む