プレミアリーグ第10節が8日に行われ、チェルシーとウルヴァーハンプトンが対戦した。
ホームのチェルシーはグレアム・ポッター体制になってからリーグ戦は2戦目となる試合。クリスティアン・プリシッチ、コナー・ギャラガーが両ワイドで起用となり、ピエール・エメリク・オーバメヤンやラヒーム・スターリングはベンチスタートとなった。下位に沈むウルヴァーハンプトンは前節終了後にブルーノ・ラージ監督を解任。スティーヴ・デイヴィス、ジェームズ・コリンズ両コーチが暫定で指揮を執り、古巣戦となるジエゴ・コスタが加入後初先発した。
試合はチェルシーペースで進み、なかなかゴールを挙げることができなかったが、前半終了間際のラストプレーで先制する。セットプレーの流れからメイソン・マウントの右クロスをファーサイドでカイ・ハフェルツが頭で合わせた。
リードを得て後半に入ることができたチェルシーは54分、自陣から左サイドへ展開していくと、プリシッチがマウントとのワンツーでペナルティエリア内に侵入して、左足で得点。プリシッチは今シーズン初得点となった。90分には途中出場のアルマンド・ブロヤがダメ押し点を獲得。チェルシー下部組織出身のブロヤにとって、こちらも嬉しいトップチーム初得点となった。試合は3−0でチェルシーが勝利している。
チェルシーは公式戦3連勝。リーグ戦では暫定で4位に浮上した。11日にアウェイでミランとのチャンピオンズリーグに臨み、16日にアストン・ヴィラとのアウェイゲームへと向かう。敗れたウルヴァーハンプトンは次節、ホームでノッティンガム・フォレストと対戦する。
【スコア】
チェルシー 3−0 ウルヴァーハンプトン
【得点者】
1−0 45+3分 カイ・ハフェルツ(チェルシー)
2−0 54分 クリスティアン・プリシッチ(チェルシー)
3−0 90分 アルマンド・ブロヤ(チェルシー)