マンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、同クラブ所属のノルウェー代表FWアーリング・ハーランドについて言及した。9日、イギリス紙『デイリーメール』がコメントを伝えている。
今夏にドルトムントからマンチェスター・Cに加入したハーランド。今季はここまで驚異的なペースで得点を量産しており、公式戦13試合の出場で20ゴールを記録。プレミアリーグではすでに3度のハットトリックを記録するなど、マンチェスター・Cの”新エース”として大活躍している。
同選手の圧倒的な活躍を受け、オンライン署名サイト『Change.org』には、『ハーランドの追放を求める嘆願書』なるものが出現。投稿者は「単純にフェアではない。今こそ人々が行動を起こす時だ。このロボットを私たちの国に持ち込ませてはならない」と嘆願書作成の理由を説明している。なお、嘆願書には10月9日14時現在で約600人が署名している。
そんなハーランドは、現地時間8日に行われたプレミアリーグ第10節サウサンプトン戦でも1得点を記録し、チームの4−0の勝利に貢献した。試合後にグアルディオラ監督は”わずか1ゴール”に終わったハーランドについて「私は彼に腹を立てているよ。彼はこの試合で3ゴールを決めることができなかった。プレミアリーグから彼を追放する嘆願書は実現しない」と、嘆願書の内容を踏まえつつジョークを飛ばした。また、それに続ける形で次のように同選手を絶賛した。
「彼への期待値は非常に高い。毎試合3、4ゴールを決めるのではないかと期待されている。この試合でも結局彼はそこにいてゴールを決めた。彼はそれをやってのけ、またも我々を助けてくれた。彼は本当に良いプレーをしていたよ」
果たしてハーランドは今季どこまでゴール数を伸ばすのだろうか。今後の活躍にも注目だ。