○ メッツ 7 − 3 パドレス ●
＜現地時間10月8日 シティ・フィールド＞
メッツ（東地区2位／第4シード）対パドレス（西地区2位／第5シード）のワイルドカードシリーズ（2戦先勝、最大3試合制）第2戦が8日（日本時間9日）に行われ、第1戦に敗れたメッツが勝利し決着は第3戦にもつれ込むことになった。
負ければシーズン終了のメッツは、2度リードするもすぐに追いつかれる嫌な展開。それでも2−2の同点で迎えた5回裏、リーグ打点王の4番・アロンソが左越えソロを放ち三たびリードを奪った。
先発のデグロムは6回2失点の好投で降板。すると1点リードの7回表から、ショーウォルター監督は抑えのディアスを投入した。守護神がしっかりゼロを刻むと、その裏、メッツはリーグ首位打者・マクニールの右前2点適時二塁打などで一気に4点を追加。ディアスは5点リードになった8回表も続投し、二死を奪ったところで降板した。
そのあと、普段はディアスの前に登板するセットアッパーのオッタビノを投入。オッタビノは続投した9回に押し出し四球を与え降板したが、最後は二死満塁でリリーフした4番手・ルーゴが締めた。メッツはパドレスに一度もリードを許すことなく勝利。3度の最優秀監督賞受賞の実績を持つショーウォルター監督の柔軟な采配が光った。
ダルビッシュの好投で初戦を制したパドレスは、7回の一挙4失点が響き敗戦。同点の5回に決勝ソロを浴びた前ソフトバンクの2番手・マルティネスに黒星が付いた。
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