ナポリを率いるルチアーノ・スパレッティ監督がクレモネーゼ戦を振り返った。9日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。
セリエA第9節が9日に行われ、ナポリは敵地でクレモネーゼと対戦。26分にマッテオ・ポリターノのPKで先制すると、47分に追いつかれたものの、76分にジョバンニ・シメオネの得点で勝ち越しに成功。後半アディショナルタイムにも2点を加え、ナポリが4−1で勝利を収めた。今シーズンの無敗を継続し、セリエA首位の座もキープした。
スパレッティ監督は「決して楽な勝利ではなかった。試合は序盤から難しいものだったよ。最初のリードをディフレクションで失ってしまった。クレモネーゼは我々を試してきたが、我々は上手く試合のリズムに合わせることができたと思っている。難しい局面でも冷静さを失わず、最後まで激しいプレーを続けることができた。それが報われたんだ」と試合を振り返った。続けて次のように語り、チャンピオンズリーグ(CL)を含めて公式戦8連勝を飾ったチームを絶賛した。
「今のチームで最もポジティブなことは、スタメンであろうと途中出場であろうと、全員がピッチ上で決意を持ってプレーしていることだ。そしてそれを誰一人として緩めることはない。自分たちの考えを持ち、自分たちのゲームを作り上げようと最後まで信念を貫いている」
「このような姿勢があれば、すべてがよりシンプルに、そしてよりやりがいがあるものになるだろう。プレーするしないに関わらず全員の準備ができている。チームは本当によく働いているし、このユニフォームを着ることがどれだけ重要であるかを理解しているんだ」
破竹の勢いで突き進んでいるナポリ。次戦は現地時間12日に開催されるCL第4節のアヤックス戦となっている。