デ・ロッシ氏がついに監督キャリアを開始へ…SPALの新指揮官就任が決定的に

0

2022年10月11日 10:30  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

SPALの監督就任が近づくデ・ロッシ氏 [写真]=Getty Images
ロベルト・ベントゥラート監督を解任したSPAL(セリエB)は、新監督として元イタリア代表のダニエレ・デ・ロッシ氏の招へいに近づいているようだ。10日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 現在39歳のデ・ロッシ氏は、2001−02シーズンにローマでプロデビュー。2019年に退団するまで、ローマの象徴的存在として君臨し続けた。同年にはアルゼンチンの名門ボカ・ジュニアーズへと移籍し、2020年1月に現役引退を表明。2021年3月からは、約半年に渡ってイタリア代表のテクニカルコーチを務め、“アッズーリ”のEURO2020制覇に陰ながら貢献していた。

 今季セリエBで14位に沈むSPALは、開幕から8試合を終えてベントゥラート監督を解任。後任は発表されていなかったが、報道によると、クラブはデ・ロッシ氏の招へいで合意に至ったようだ。実現すれば、デ・ロッシ氏にとってはこれが自身初の監督経験となる。

 なお、セリエBの舞台では現在、2006年にワールドカップを制したアッズーリ戦士たちが多数活躍中。ファビオ・カンナヴァーロ氏がベネヴェント、フィリッポ・インザーギ氏がレッジーナ、ファビオ・グロッソ氏がフロジノーネをそれぞれ監督として率いており、GKジャンルイジ・ブッフォンはパルマでいまだ現役を続行している。かつてともに世界を制した戦友たちと肩を並べ、デ・ロッシ氏がピッチサイドで指揮を執る日も目前に迫っているようだ。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定