中銀カプセルタワービル×ビームス、図面や竣工時の写真を使用したアイテム発売

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2022年10月11日 10:51  Fashionsnap.com

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©️KISHO KUROKAWA

Image by: トーキョー カルチャート by ビームス
「トーキョー カルチャート by ビームス(TOKYO CULTUART by BEAMS)」が、今年9月に解体が完了した中銀カプセルタワービルとのコラボレーションコレクションを発売する。10月12日にビームス ジャパン4階で販売を開始し、準備が整い次第ビームス公式オンラインショップでも取り扱う。

 中銀カプセルタワービルは、建築家の黒川紀章が設計し、1972年に竣工。2棟のタワーのコア周りに140個のカプセルユニットを取り付けたデザインが特長で、「メタボリズム建築」を代表する作品として知られていた。設備の老朽化などを受け、今年4月に解体工事を開始。9月末に解体が完了している。
 今回のコラボは、トーキョー カルチャート by ビームスのディレクター 小川喜之の「中銀カプセルタワービルの魅力を後世に語り継ぎたい」という想いから実現。同ビルがコラボに応じるのは、2011年開催の「メタボリズムの未来都市展」以来だという。
 コレクションは全5型で構成。実際の図面のスキャンや設計図に使用されていたイラスト、竣工当時の写真、コラボのために描き起こした「メタボリズム」をイメージしたロゴをあしらったTシャツ(5500円)やクッション(6490円)、トートバッグ(4400円)、キャップ(6050円)、ピンズ(3080円/いずれも税込)を展開する。

■ビームス:公式オンラインショップ

このニュースに関するつぶやき

  • こうした形で再商品化される事に疑問を感じたが、どうやら黒川紀章建築都市設計事務所が、同ビルを再建築する権利を売却していた様だ。しかし抑々メタボリズムのコンセプトは黒川氏が発案したものではないのだが。
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