逆転でのGS突破には勝利が必須…窮地のユーヴェ指揮官「異なる精神と情熱が必要」

ユヴェントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、11日に迎えるチャンピオンズリーグ（CL）のマッカビ・ハイファ戦を前に意気込みを語った。10日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が報じている。

　今シーズンは序盤から調子の上がりきらないユヴェントス。セリエAでは昇格組モンツァに敗戦すると、CLではパリ・サンジェルマン（PSG）とベンフィカに敗れて開幕連敗スタートを切った。その後、10月に入ってボローニャとマッカビ・ハイファに連勝したものの、8日のミラン戦では0−2とまたしても敗戦。一部の報道では、アッレグリ監督が解任となる噂も浮上している。

　そのユヴェントスは11日、CLグループステージ第4節でマッカビ・ハイファと対戦。勝ち点「7」で並ぶPSGとベンフィカを追いかける上で、勝利が必須となる試合を前に、アッレグリ監督はこのように意気込みを口にした。

「スタジアムの素晴らしい雰囲気と熱狂的なファンが待つ、競争力の高いバトルになるだろう。良いプレーをする必要があるし、特に姿勢の部分で、ひとつひとつのボールすべてに対して、1センチメートルを争うように戦わなければいけない。もし勝てば、リスボンで重要な試合を戦う権利を得られることになる」

「さらなる注意深さが違いを生み出す。何かを劇的に変える必要はないが、異なる精神と情熱が必要なんだ」

「経験というものは、ある程度のミスを伴いながらも、プレーすることによって得られるもの。これは何年もの成功の後に始まった道だ。外からは、簡単なことのように見えるだろう。サイクルが終わり、選手も変わって、その3カ月後に何かを勝ち取る。これは現実ではない。そしてそれが、ゴールを達成するためにもっと努力をしなければいけない理由でもあるんだ」