マンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は、チャンピオンズリーグ(CL)コペンハーゲン戦を終えて心境をコメントした。11日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
CLでは開幕から3連勝で、グループGの首位を快走するマンチェスター・C。勝てば決勝トーナメント進出が決まるなか、コペンハーゲンの本拠地に乗り込み、アーリング・ハーランドを今季初めて先発から外すなどメンバーを変更して臨んだ。すると試合は22分、リヤド・マフレズがPKを失敗して先制のチャンスを逃すと、30分にはセルヒオ・ゴメスが退場処分となり数的不利に。苦戦を強いられたマンチェスター・Cは、このまま得点を決めることができず、試合は0−0のスコアレスドローに終わった。
それでも、ドルトムント対セビージャの結果がドローに終わったことから、マンチェスター・Cは第4節で早くも決勝トーナメント進出が決定。また、次節のドルトムント戦に勝利すれば、1試合を残して首位通過も確定する状況となった。グアルディオラ監督は試合を振り返ると、選手起用などにも触れた上で、チームの戦いをこのように評価した。
「我々は11人で非常に良いスタートを切ったが、その後、1時間と10分ほど踏ん張り続けることになった。自分たちがボールを握っていたときは賢かったね。それは良かったポイントだ」
「我々は(1人少なくなった状況に)本当によく適応していた。相手は良すぎたんだ。我々もゴールに迫っていた。次は、ドルトムントに行って、1位の座を確保しないとね」
「私はエネルギーのレベルについて考えたんだ。多くの選手が先発しなかったのは、彼らが疲労やわずかな痛みで消耗していたからだよ」
「フィル(・フォーデン)もコンディションに問題を抱えていたし、ベルナルド(・シルヴァ)は昨日、とても疲れていると言っていたんだ。今日起用した選手はより良い状態だったんだよ」
「良い1ポイントを持ち帰ることになった。私はとても満足している。明日はコンディションを作り直し、その後の2日間でリヴァプール戦に向けて準備することになる」
マンチェスター・Cは16日に、プレミアリーグ第11節で敵地に乗り込みリヴァプールとのビッグマッチを迎える。