アストロズ大逆転劇でPS白星発進　アルバレスが2点追う9回にサヨナラ3ラン

【地区シリーズ第1戦】
○ アストロズ 8x − 7 マリナーズ ●
＜現地時間10月11日　ミニッツメイド・パーク＞

　アストロズ（西地区1位/第1シード）対マリナーズ（西地区2位/第5シード）の地区シリーズ（3戦先勝、最大5試合制）第1戦が11日（日本時間12日）に行われ、劇的なサヨナラ勝ちを収めたアストロズが白星スタートを切った。

　アストロズはレギュラーシーズン2冠（18勝＆防御率1.75）の先発・バーランダーが乱調。ベテラン右腕はワイルドカードシリーズを連勝で突破したマリナーズ打線に捕まり、4回10安打6失点でノックアウトされた。

　それでも打線が奮起。8回は4番・ブレグマンの左越え2ランで2点差に迫ると、9回は二死一、二塁の崖っぷちで3番・アルバレスが大仕事。マリナーズの左腕・レイの2球目シンカーを完璧に捉えた打球は、右翼席に着弾する逆転サヨナラ3ランとなった。

　主砲の一発に本拠地のミニッツメイド・パークは熱狂。ポストシーズン（PS）初戦を劇的勝利で飾り、2017年以来のワールドシリーズ制覇へ好スタートを切った。