神戸、5連勝で残留決定的に！　大迫勇也弾で湘南との直接対決制す

明治安田生命J1リーグ第27節延期分が12日に行われ、ヴィッセル神戸と湘南ベルマーレが対戦した。

　4連勝中で勝ち点「37」の12位神戸が、直近のFC東京戦で5試合ぶりの白星を挙げた勝ち点「35」の13位湘南をホームに迎えての一戦。勝った方が残留に大きく近づく注目の直接対決となった。

　前半は神戸が押し込む展開となり、ホームチームは多くのチャンスを作る。40分にはペナルティエリア中央でパスを受けた汰木康也が右足を振ったが、左ポストに阻まれてゴールならず。試合はスコアレスで折り返す。
　
　後半に入っても拮抗したせめぎ合いが続くなか、66分に神戸が先制する。左コーナーキックから汰木がインスイングのボールを送り、ボックス中央の大迫勇也が太ももで合わせて押し込んだ。

　湘南の反撃は及ばず、試合はこのまま終了し、神戸が5連勝を達成。神戸は勝ち点を「40」に伸ばしてガンバ大阪とジュビロ磐田よりも上の順位が確定し、自動降格の可能性を排除した。勝ち点「32」の清水エスパルスが22日に行われる第31節延期分の磐田戦で引き分け以下の場合、神戸の残留が決定する。

　次戦は29日に行われ、神戸は敵地で川崎フロンターレ、湘南はホームでサガン鳥栖と対戦する。

【スコア】
ヴィッセル神戸　1−0　湘南ベルマーレ

【得点者】
1−0　66分　大迫勇也（神戸）