PSG、バイエルンに続く記録達成！　ナポリFWロサノが喜び「歴史の1ページに刻まれたことに…」

ナポリのメキシコ代表FWイルビング・ロサノが、12日に行われたチャンピオンズリーグ（CL）・グループA第4節アヤックス戦を振り返った。同日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が伝えている。

　今季のセリエAで“王者”ミランに競り勝つなど第9節終了時点で首位に立つと、CL・グループAでもリヴァプールからの白星を含む3連勝で、決勝トーナメント進出に王手をかけたナポリ。迎えた12日、グループA第4節でアヤックスと対戦したナポリはFWイルビング・ロサノとFWジャコモ・ラスパドーリが決めて、2点リードで前半を折り返した。後半はアヤックスに2度1点差に詰め寄られたものの、FWクヴィチャ・クワラツヘリアとFWヴィクター・オシムヘンのゴールで突き放し、4−2で勝利。無傷の4連勝でグループステージ突破を決めるとともに、ここまでの公式戦無敗を維持している。

　ルチアーノ・スパレッティ監督の下で破竹の公式戦9連勝を達成したナポリ。2019−20シーズン以来となるCL・決勝トーナメント進出を決めた一戦を振り返ったロサノは「素晴らしい試合だった。チーム全体が良い仕事をしたと思う」と語りつつも、「どんな時も、より良くする姿勢を忘れてはいけない。その為に、試合を重ねるごとに努力を続けるんだ」と向上心を持ち続けることを強調した。

　ナポリは今大会、“ビックイヤー保持者”のリヴァプールやアヤックスとグループステージで同居した。それでも、同クラブは第1節リヴァプール戦での4−1の勝利を皮切りに、ここまで17得点を挙げて、4連勝。『フットボールイタリア』によると、CL・第4節終了時点で、全勝し、なおかつ17得点を奪ったのはパリ・サンジェルマン（2017−18）とバイエルン（2021−22）以来となる史上3チーム目のようだ。同試合で先制点を挙げて、同記録達成に貢献したロサノは「勝利もゴールもとても嬉しい。歴史の1ページに刻まれたことに、僕たちは心から喜んでいる」と胸中を明かしている。

　シーズン序盤戦は最高のスタートダッシュとなったナポリの次戦は、16日に行われるセリエA第10節で『スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナ』にボローニャを迎える。