公式戦4連勝のチェルシー…守護神返り咲きのケパが手応えを口に「僕たちは進歩している」

チェルシーに所属するスペイン代表GKケパ・アリサバラガが、現在のチームの状況について言及した。13日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

　現地時間11日に行われたチャンピオンズリーグ（CL）・グループE第4節でミランを2−0で下したチェルシー。この試合の勝利で公式戦4連勝を飾り、先月9日のグレアム・ポッター監督就任以降の戦績は、ここまで4勝1分と無敗をキープしている。

　2020年夏のセネガル代表GKエドゥアール・メンディ加入以降は控えGKとしてベンチに座る機会が多かったケパも、ポッター監督就任後は公式戦5試合すべてにスタメン出場。3度のクリーンシート（無失点試合）を記録するなど、好調のチームを後方から支えている。

　守護神の座を奪還したケパはミラン戦について「僕たちはとても幸せだよ。ここ数週間は僕たちにとって重要な期間だった。特にCLではベストな形でグループステージをスタートさせることができなかったからね。ミラン戦は2試合とも勝つ必要があったんだ。僕たちは集中していたし、落ち着いていたよ」とコメント。続けて新体制となったチームの印象については次のように語った。

「彼（ポッター監督）は最高の形でスタートしたと思っているよ。僕たちは進歩している。まだ1カ月しか経っていないけど、上手くやれていると思う。まだまだ先は長いけどね。とにかく、僕たちは彼の考えを理解している。今は3日おきに試合があるので、非常に重要な期間だよ。シーズン終盤のタイトル争いのためには、すべての試合でチーム全員が戦う必要があるんだ」

　今シーズン序盤は不安定な戦いが目立ったチェルシーだが、現在プレミアリーグでは4位、CL・グループEでは首位と徐々に復調の兆しを見せている。今後のチェルシーのさらなる躍進、守護神に返り咲いたケパのさらなる活躍に期待がかかる。