スタッド・ランスは13日、同クラブを率いるオスカル・ガルシア監督の一時解雇をクラブ公式サイトで発表した。
現在49歳のガルシア監督は、現役時代にバルセロナやアルバセテ、エスパニョールといったクラブでプレー。2005年に現役を退き、バルセロナU−19の監督として指導者キャリアをスタートさせた。その後はマッカビ・テルアビブやブライトン、ワトフォード、ザルツブルク、サンテティエンヌ、オリンピアコス、セルタの監督を歴任。2021年6月からスタッド・ランスの指揮を執っていた。
昨シーズンはリーグ・アンで11勝13分14敗の成績を残し、チームを12位に導いたが、就任2年目となった今季は開幕から調子が上がらず。リーグ戦10試合中6試合で退場者が出るなど不運にも見舞われ、ここまで1勝5分4敗の15位と低迷している。
なお、クラブの発表によると、現アシスタントコーチのウィリアム・スティル氏が暫定的に監督を務める予定だという。
スタッド・ランスはクラブ公式サイトを通じて、ガルシア監督の解雇について次のように発表している。
「スタッド・ランスは、期待された成績を下回る結果と、組織としての最善の利益を守るため、プロチームのオスカル・ガルシア監督を一時的に解雇することをお知らせします。なお、暫定的に現アシスタントコーチのウィリアム・スティル氏が監督を務める予定です」