定位置争い激化で出番減も…アーセナルDFティアニー「僕の気持ちは変わらない」

0

2022年10月13日 23:12  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

アーセナルに所属するキーラン・ティアニー [写真]=Getty Images
アーセナルに所属するスコットランド代表DFキーラン・ティアニーが、チームと自身の現状について言及した。12日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 プレミアリーグで開幕からここまで8勝1敗と好調を維持しているアーセナル。10月1日のトッテナム戦(3−1○)、10日のリヴァプール戦(3−2○)と、強豪との2連戦でも連勝を飾り、リーグ首位をしっかりとキープしている。

 直近3シーズンは左サイドバック(SB)の主力として活躍していたティアニー。しかし、今季はウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコ加入の影響もあり、出場時間が減少。ここまでリーグ戦では8試合に出場しているものの、スタメン出場は3試合にとどまっている。また、リヴァプール戦では日本代表DF冨安健洋が左SBとして質の高いプレーを披露。今後の定位置争いの更なる激化も予想される。

 ティアニーは好調を維持している現在のチーム状況について「今シーズンはまだ9試合しか経っていないので、何が起こるかはわからない。去年は順位を下げてしまったが、今年はチームが上昇気流に乗っていると思うよ。進歩が一番重要だ。毎年進歩はしていると思うから、このまま順調に進んでいきたい。自分たちが何を望んでいるのかもわかっているから、それに向かって努力していきたいね」とコメント。出場時間が減少している自身の状況については次のように語った。

「この数カ月はタフだったよ。ケガの影響でプレシーズンを欠場し、最初にプレーしたのはクリスタル・パレスとの開幕戦(2−0○)だった。しかも、それは最初のトレーニングの週だったんだ。でも、1番手でも2番目手でも3番手でも、ハードワークを続けて、そしてその先に何があるのかを見極めたいと思っているんだ。左SBが僕1人だろうが5人だろうが、プレーして良い結果を出したいという僕の気持ちは変わらないからね」

 もっとも、ティアニーはジンチェンコや冨安とは異なる特徴を有しており、今後出場機会が増えることも十分予想される。ティアニー自身も「一生懸命トレーニングして、監督から声がかかれば、もちろん準備は万端だ。もちろん試合に出られない時はガッカリするけど、チャンスがあればそれを確実にものにする必要があるんだ」と、今後の定位置争いへの意欲を示している。

 アーセナルでの4シーズン目を迎えたティアニー。激化する定位置争いの中、どのようなプレーを見せるのだろうか。今後の活躍に期待がかかる。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定