チェルシー女子のエマ・ヘイズ監督、緊急子宮摘出術を受けしばらく休養へ

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2022年10月14日 12:34  サッカーキング

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チェルシー女子を率いるエマ・ヘイズ監督 [写真]=Getty Images
チェルシーは女子チームを率いるエマ・ヘイズ監督が、しばらく療養することを明らかにした。13日、クラブ公式サイトが伝えている。

 エマ・ヘイズ監督は子宮内膜症との継続的な闘いのなか、先週の火曜日に緊急で子宮摘出術を受けたことを明らかにした。これに伴い、しばらく療養することになった同監督は「先週の火曜日に私は子宮内膜症との継続的な闘いの末に、緊急の子宮摘出術を受けた。私は現在回復中であるが、完全に健康な状態に戻るためには時間と忍耐が必要になる」と声明を発表した。

 なお、復帰時期については明らかになっておらず、「私が不在の間は(アシスタントの)デニース・レディがフィールド上での決定を下し、(ゼネラルマネジャーの)ポール・グリーンがすべての報道義務を果たすことになる」ことも発表され、チームには問題がないことを強調した。

「私たちは長年にわたって素晴らしいチームを構築してきた。とても多角的なアプローチを採用しているため、このような状況が発生した場合でも挑戦することができる。私たちはポールとデニース、そしてすべてのスタッフに全幅の信頼を寄せている。チームが特別なことも知っているから、彼女たちが高い基準を維持するためにあらゆることをすると疑いの余地もない」

「ファンの皆さんには、これまで毎週ピッチの反対側から私の怒鳴り声を聞いてくれていたけど、今はもっと大きな声でみんなの声を聞きたいと思っている。なぜなら、復帰するまでは私は家に座ってテレビでチームを見ているからね」

「私の健康が最優先であることを尊重してもらえると思う。現時点では自分のことを優先する必要がある。私は完全に回復することを期待しているし、近い将来にみんなに会えることを楽しみにしている」

 現在45歳のエマ・ヘイズ監督は2012年8月からチェルシーの女子チームを指揮。史上初となる3連覇を果たしているFA女子スーパーリーグ(FAWSL)では通算5度の優勝を果たすなど、これまでFAカップで通算4回、リーグ・カップで通算2回のタイトルを獲得しているほか、2020−21シーズンでは初のチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出にも導いた。また、今年1月にはFIFA女子チーム最優秀監督にも選出されていた。

 なお、チェルシーは声明で「チェルシーの誰もがエマの一日も早い回復を願っているとともに、引き続き全面的にサポートをし続けていく」とコメントしている。

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