クラブ史上初の欧州大会GS突破! フライブルクMF「価値ある勝利」…そしてバイエルンとの決戦へ
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2022年10月14日 16:50 サッカーキング
フライブルクのドイツ人MFニコラス・へフラーが、クラブ史上初となる欧州大会でのグループステージ突破に喜びを示した。13日、ドイツメディア『kicker』が伝えている。
ブンデスリーガで2位につけ、ヨーロッパリーグ(EL)でも開幕3連勝スタートを切ったフライブルク。グループG首位で迎えた第4節、フライブルクはナントと対戦した。敵地に乗り込んだ同クラブはDFルーカス・キュブラーが先制点を挙げると、FWミハエル・グレゴリチュが追加点を決める。さらに試合終盤、相手のオウンゴールとMFチョン・ウヨンのゴールでリードを広げて、4−0で勝利。この結果、フライブルクはグループステージ2位以内が確定した。また、日本代表MF堂安律は先発出場し、チームの勝利に貢献している。
フライブルクは過去4度、欧州大会の舞台に上がったものの、決勝トーナメントに進出したことは一度もなかった。迎えた5度目の今大会、同試合での勝利により、念願のグループステージ突破が決定。フライブルクの下部組織出身で2010年にトップチーム昇格以降、2シーズンのレンタル移籍期間を除き、同クラブでプレーし続けているへフラーは「ヨーロッパリーグの開幕時には誰も予想しなかったことだ。順調にいっていることが嬉しいし、これからもできる限りこの波に乗り続けたい」と喜び。続けて「前半は互角の勝負だった。逆の結果になっていたかもしれない。自分たちのプラン通りで試合を進め、ポストとバー直撃というピンチもあったが、その後は立て直し、そして先制点を奪った。それで安心することができたんだ。いずれにせよ、あまりにも価値のある勝利だ」と振り返っている。
また16日、3位につけるバイエルンとの“上位対決”に臨むフライブルク。ドイツ王者として君臨するバイエルン打倒に向けて、へフラーは「僕たちは自信に満ち溢れている。バイエルンを苦しめたいし、それができれば、彼らにとって最高の日ではなくなる。そうやって、僕らは勝ち点を奪うつもり」と意気込みを語った。
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