ヤクルト・高津監督「ムネが素晴らしい当たりを打ってくれた」笑い誘い球団史上初V2誓う

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2022年10月14日 22:24  ベースボールキング

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7回ヤクルト二死満塁、一塁線への投手適時内野安打を放ち走る村上。阪神の投手浜地がグラブトスを大きくそらし二走と一走の生還も許す=神宮(C)Kyodo News
【セCSファイナルステージ第3戦】
○ ヤクルト 6 − 3 阪神 ●
<10月14日 神宮>

 セ・リーグ王者のヤクルトが『2022 JERA クライマックスシリーズ セ』ファイナルステージで3連勝。シーズン3位から勝ち上がってきた阪神を相手に2試合連続の逆転勝ちでスイープし、2年連続となる日本シリーズ進出を決めた。

 ヤクルトは3点ビハインドの7回に相手の適時失策が続き一挙5得点。最後は二死満塁から村上宗隆が放ったボテボテの投手内野安打が、浜地真澄のグラブトス悪送球を誘い、この間に満塁の走者3人が一気に生還。このイニングは村上の内野安打1本、4四死球、2失策で5得点と、泥臭く試合をひっくり返した。

 試合後のインタビューに応じた高津臣吾監督は、「なかなかチャンスもなく、連打もなく、四球で出ることも難しく、あのイニングまで行ったんですけど、四死球を絡めてムネ(村上宗隆)が素晴らしい当たり(投手内野安打)を最後に打ってくれたので。持ってる男ですね。ナイスバッティングだったと思います」と球場に駆けつけたヤクルトファンの笑いを誘った。

 また、「ムネだけじゃなくベンチ一丸、チーム一丸となって、お客さんの後押しもあって、あのイニングは得点できたと思います。何度もムネの話をしてしまいますけど、本当に全力でやっている姿そのものだと思います」と、主砲を中心に粘り強く繋いだ打線を称え、リリーフ投手陣についても「毎日準備して毎日仕事があって毎日緊張してすごく難しいポジションだと思う。それを耐え抜きやり続けたリリーフ投手には本当に感謝しています」と最敬礼した。

 2年連続の日本シリーズ進出は、野村克也監督時代の1992〜1993年以来2度目。黄金時代と言われた当時のチームでもなし得なかった日本一連覇への挑戦権を手にした。

 指揮官は「セ・リーグのチャンピオンとなってここで負ける訳にはいかないと、必ず日本シリーズに出たいと思っていました」と胸の内を明かし、「終わったばっかりでまだなんとも言えないですけど、せっかく掴んだチャンスなので絶対掴みきりたいと思います。全国で応援してくださっているファンの皆様と一緒に掴みたいと思います」と球団史上初のV2を誓った。


【実際の動画】7回二死満塁から村神降臨!まさかの逆転劇に泥んこ村上も笑顔

どんな形でもチームが勝てばいい――

まさに最も痺れる場面
1点差の2アウト満塁
浜地真澄×村上宗隆

この勝負は三冠王の泥臭さが上回った‼️

⚾#プロ野球 クライマックスシリーズ(2022/10/14)
🆚ヤクルト×阪神
📱Live on #DAZN pic.twitter.com/ybIEG6KGfZ— DAZN Japan (@DAZN_JPN) October 14, 2022

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