ヤクルト・高津監督「みんなが勝ちに向かって頑張った結果」球団初V2へ日本S進出

2

2022年10月14日 23:34  ベースボールキング

  • 限定公開( 2 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ベースボールキング

CS突破を決め胴上げされるヤクルト・高津監督
【セCSファイナルステージ第3戦】
○ ヤクルト 6 − 3 阪神 ●
<10月14日 神宮>

 ヤクルトは『2022 JERA クライマックスシリーズ セ』ファイナルステージを3連勝で制し、2年連続の日本シリーズ出場を決めた。

 試合後の会見で高津臣吾監督は「セ・リーグチャンピオンとしてここで負けるわけにはいかない。絶対勝って次の日本シリーズへ運びたいと強く思ってました。選手の頑張りはもちろんですけど、スタッフであったり裏方さんであったり、みんなが勝ちに向かって頑張った結果が3連勝できた大きな要因だと思います」と振り返った。

 胴上げで5度、宙に舞った指揮官は「外国人選手中心に高く上げてもらいました」と喜んだ。CSのMVPを獲得したホセ・オスナは「普段行えない行事なので、盛大に喜びたい」と話した。

 チームは0−3の劣勢の中、7回に一挙5得点で逆転勝ちを収めた。二死満塁の場面で決勝点を呼び込む投手への内野安打を放った村上宗隆は一塁にヘッドスライディング。村上はこの一打をこう振り返った。

 「何とかあそこで打って決めたいなと思って打席に立ちました。本当に前の各打者が必死に粘って何とか繋ぐんだという姿勢を間近で見てました。いいヒットではなかったんですけど、それも野球なので。僕の中では満足しています」

 高津監督も「みんなの繋げようという気持ちがあのイニングに表れたと思っています」と強調した。

 オスナも「チーム一丸となった3連勝」と話し、MVP受賞については「とてもいい気持ちです。とにかく毎日チームの勝利に貢献したいという気持ちで、グラウンドで練習したり、プレーしたり、それがMVPという結果に繋がったのは嬉しい」と喜びを表現した。

 チーム一丸で勝ち取った日本シリーズの切符。高津監督は大舞台へ向けてこう決意した。

 「セ・リーグのチャンピオンとして恥ずかしくないゲームをしたい。最後は日本のプロ野球ファンの皆さんがいいシリーズだったねって言っていただけるようなゲームにしたい。最後にはやはり日本一になって今シーズンを締めくくりたい」

 球団初の2年連続日本一へ向けて、揺るがぬ団結力で突き進む。

取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)


【実際の動画】7回二死満塁から村神降臨!まさかの逆転劇に泥んこ村上も笑顔

どんな形でもチームが勝てばいい――

まさに最も痺れる場面
1点差の2アウト満塁
浜地真澄×村上宗隆

この勝負は三冠王の泥臭さが上回った‼️

⚾#プロ野球 クライマックスシリーズ(2022/10/14)
🆚ヤクルト×阪神
📱Live on #DAZN pic.twitter.com/ybIEG6KGfZ— DAZN Japan (@DAZN_JPN) October 14, 2022

    ランキングスポーツ

    ニュース設定