ブレントフォードのFWトニー [写真]=Getty Images ブレントフォードのイングランド代表FWイヴァン・トニーが、SNSにて誹謗中傷の被害に遭ったことを告白した。15日、自身の公式Twitterで明かしている。
トニーは自身のTwitterにて、3枚の写真と自身のメッセージを投稿。「これを投稿する気は無かったが、怒りで目が覚めた…」とメッセージを綴っている。さらに、写真の中では「Antonio Neill」というTwitterアカウントから、ダイレクトメッセージ(DM)にて人種差別と受け取れる用語を使って攻撃された証拠となるスクリーンショットを公開。併せて、同一人物とみられるInstagramのプロフィール写真や過去の投稿の様子もアップロードしている。
なお、「Antonio Neill」と名乗るTwitterアカウント、並びに同一人物とみられるInstagramアカウントの投稿は、日本時間15日18時15分の時点で閲覧が不可能となっている。
プレミアリーグは先週の第10節、並びに今週行われる第11節の計2節・20試合で、「No Room For Racism」のキャンペーンとして、キックオフ前に片膝をつく。昨日14日に開催されたブレントフォードとブライトンの一戦も、その対象に含まれていた。同試合で、トニーは2得点を挙げ、ブレントフォードを勝利に導いている。
リーグ全体で人種差別撲滅に動いている最中に起きてしまった今回の件。2度とこのような事件が起きないことを祈るばかりだ。