4連勝＆首位キープなるか？　アルテタ監督は敵地の雰囲気を警戒…「今までに見たことのないものだった」

アーセナルのミケル・アルテタ監督が15日、プレミアリーグ第11節リーズ戦に向けた前日会見に臨んだ。

　アーセナルは現在3連勝中。前節は、大の苦手としていたリヴァプール相手にしぶとく勝利。現在首位の勢いをそのままに今節も連勝を伸ばしたいところだ。

　勝利すれば、リーズ vs アーセナルの2時間30分後にキックオフを控えるマンチェスター・シティと4ポイント差になることについて問われると、アルテタ監督は以下の通り答えた。

「メンタル的にも、フィジカル的にも、リーズ戦に向けてどう準備するかだ。激しい戦いになる。彼らを後押しするサポーターたちについても認識している。これは試練だ。勝つために再びベストを尽くさなければならない」

　アーセナルはヨーロッパリーグ（EL）から中2日でこの試合を迎える。先週より5週連続で「木曜日（EL）→日曜日（プレミアリーグ）」という日程を迎えることについて質問が飛ぶと、次のように答えた。

「すでに経験している。でもワールドカップ後はもっと酷いことになるだろうから、それに向けた良い準備だ」

　また、対戦相手リーズについて問われたアルテタ監督。アウェーゲームでの雰囲気に関しては、「信じられないものだった」とし、以下のように続けた。

「（アーセナルが）3−0で勝っていた時でさえ、その雰囲気は今までに見たことのないものだった。いくつかの試合を観てきて、あの騒音を聞いてきたから、どのようになるかは知っている」

「ジェシー（・マーシュ監督）のチームは、やりたいことが明確だ。激しく、ダイナミックでアタック出来るスペースがある時は本当に良いチームだ。（マルセロ・ビエルサ前監督のチームと）いくつか似ている点はあるが、ジェシーがやってきたことは印象的だ」

　最後に、前節脳震盪の疑いもあったFWガブリエウ・ジェズスについて質問が。アルテタ監督は、「（起用出来るか）分からない。リヴァプール戦後、少し不快感があったので、ノルウェー遠征には帯同させなかった。土曜日と明日で、どうなるか見てみよう」と、起用出来るか不透明であることを示唆している。

　首位に立つ勢いそのままに、アーセナルは連勝を伸ばせるだろうか。試合は、日本時間16日の22時にキックオフ予定だ。