アーセナルのミケル・アルテタ監督が16日、クラブ公式サイトにてコメントした。
同日、アーセナルはリーズと対戦。開始早々に審判団の機材トラブルで中断時間があったものの、35分にブカヨ・サカの得点で先制。後半は多くのピンチを迎えるも、GKアーロン・ラムズデールの好守連発などもあり、“ワン・ニル”(1−0)でしぶとく逃げ切った。これでアーセナルは4連勝となっている。
試合後、アルテタ監督が会見に臨み、試合を振り返った。
「(『エランド・ロード』での後半の戦いは激しかったが?) 前半もだ! ここはいつも強烈だ。本当にカオスな試合になると予想していた。我々はさまざまな状況に対処しなければならなかった。前半はいくつか良いシーンもあり、彼らを凌駕して2、3点は取れたはずなのに、それが出来なかった」
「試合がオープンになり、後半開始からリズムも合わず、何度も正しい判断が出来なかった。自分自身を大きな問題に陥れた。しかし、リカバリー能力、戦う姿勢、勝つために示した勇気に私は好感を持っている」
また、今までの試合とは違い、終盤押し込まれながらもタフに勝ったことを質問されると、「前半で決め切るところで決め切れず、難しい試合になった。後半はミスが多すぎて、リーズにチャンスと信念を与えた」と答えた。
加えて、試合を左右したVARによる判定にも言及している。
「明確な判定だと思う。レビューはしていないが、皆が同じことを言っているから、そこに文句は無いと思う」
最後に、この試合の後開催されたリヴァプールとマンチェスター・C(リヴァプールが1−0で勝利)の一戦を見るか尋ねられると、「素敵なディナーと共に観戦するよ」と答えた。
押し込まれながらも、タフさを見せて勝ちきったアルテタ監督のアーセナル。次戦はサウサンプトンと対戦し、今季2度目のリーグ5連勝を狙う。