レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、“エル・クラシコ”で勝利を飾った理由を語った。クラブ公式サイトが伝えている。
ラ・リーガ第9節が16日に行われ、レアル・マドリードはホームで宿敵バルセロナと対戦。勝ち点「22」同士で迎えたリーグ優勝を占う大一番は、12分にカリム・ベンゼマがこぼれ球を押し込んで先制に成功した。さらに35分にはフェデリコ・バルベルデが圧巻のミドルシュートで追加点を奪い、2点リードで前半を終えた。
83分にはフェラン・トーレスにゴールを許し、1点を返されたものの、後半アディショナルタイムにロドリゴがPKからダメ押しゴールをマーク。試合はこのまま3−1で終了し、勝利を収めたレアル・マドリードがバルセロナと入れ替わる形で首位に浮上した。
バルセロナから勝ち点「3」を奪うことに成功したレアル・マドリード。試合後、アンチェロッティ監督は「カギは前半だった。そこで我々は相手を上回り、強力で効率的だった」と振り返った。
「相手が高い位置からハイプレスを仕掛けてきたが、我々は自信を持って、後方からビルドアップした。後方で上手くプレスを回避したことで、前線で背後を取ることもできた。全員が責任を持ってやっていた。それが試合のカギだった」
「我々はライバルから、勝ち点3を奪った。バルセロナは強いチームで、多くの戦力を抱えている。シーズンは長く、多くの試合がある。自分たちが見せた試合に満足している」