チェルシーMFザカリア、1月にレンタル打ち切りで退団？　出場ゼロに不満か

ユヴェントスからチェルシーに期限付き移籍中のスイス代表MFデニス・ザカリアは、来年1月にレンタル契約を打ち切る可能性があるようだ。18日、イギリス紙『イヴニング・スタンダード』が報じた。

　現在25歳のザカリアは2022年1月末、4年半を過ごしたボルシアMGからユヴェントスに完全移籍。今季はセリエAの2試合に出場していたが、今夏の移籍市場最終日に買い取りオプションが付いた1年レンタルでチェルシーに加入した。しかし、トーマス・トゥヘル前監督とグレアム・ポッター現監督の下では、まだ1分もプレーしていない。

　報道によると、現状に不満を抱くザカリアは、近日中にポッター監督およびトッド・ベーリー会長と自身の状況について話し合うという。この会談において、今後数週間のうちに出場機会が得られるとの確信が得られない場合、来年1月にレンタルを早期終了する可能性があるようだ。

　チェルシー加入後には、「トリノよりイングランドの方が幸せになれると思う。イングランドは、もっと僕に合っているかもしれない。自分の居場所を得るためにたくさん働くつもりだ」などと語っていたザカリア。果たして、在籍4カ月でチェルシーからユヴェントスへ戻ることになるのだろうか。