チェルシーに所属するイタリア代表MFジョルジーニョは、同クラブから提示された新契約のオファーに難色を示しているようだ。18日、イギリス紙『イヴニング・スタンダード』が報じた。
現在30歳のジョルジーニョは、2018年夏にナポリからチェルシーに完全移籍。これまで公式戦通算201試合に出場している。2020−21シーズンのチャンピオンズリーグ優勝などに貢献し、2021年には欧州サッカー連盟(UEFA)の最優秀選手賞を受賞した。
副キャプテンを務めるジョルジーニョとチェルシーの契約は、2022−23シーズン限りで満了を迎える。『イヴニング・スタンダード』紙によると、チェルシーは契約延長に向けて、現在の週給12万ポンド(約2000万円)と同程度のオファーを提示したようだ。しかし、ジョルジーニョはこれに合意しなかった模様。同選手は、今年8月に週給15万ポンド(約2500万円)の新契約にサインしたスペイン代表DFセサル・アスピリクエタと同程度への昇給を要求しているという。
来年1月から他クラブとの事前契約締結が解禁されるが、ジョルジーニョはチェルシー残留を希望しているという。両者は果たして妥協点を見出すことができるのだろうか。