ニューカッスルを率いるエディ・ハウ監督が、同クラブ所属のスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクの負傷状況について言及した。18日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。
今夏にレアル・ソシエダから6000万ポンド(当時レートで約97億円)とも報じられた移籍金でニューカッスルへと加入したイサク。プレミアリーグデビュー戦となった8月31日の第5節リヴァプール戦(1−2●)でいきなりゴールを挙げると、加入後3試合目となった第8節ボーンマス戦でも得点。3試合で2ゴールをマークする活躍を見せた。
その後の活躍への期待も高まっていたイサクだが、先月の代表ウィークでUEFAネーションズリーグ(UNL)に臨むスウェーデン代表に招集された際に太ももの負傷が発覚。UNLの試合に出場することなくチームに帰還し、その後はプレミアリーグでも欠場が続いている。
状態に注目が集まっているイサクだが、ニューカッスルを率いるハウ監督は同選手の早期復帰に否定的な見解を示しているようだ。同監督は現地時間19日に予定されているプレミアリーグ第12節エヴァートン戦の前日会見にてイサクの状態について次のように言及した。
「アレックス(イサク)が11月のワールドカップ前に戻ってくることは無いだろう。残念ながら彼は太ももを負傷してしまった。新しいリーグにやってきた新しい選手にとってはフラストレーションが溜まるものだ。彼は新しい環境にうまく順応していると思っていたが、スウェーデン代表で負傷してしまった」
ニューカッスルではフランス人FWアラン・サン・マクシマンも現在負傷離脱中。プレミアリーグで暫定6位と上位争いを繰り広げている同クラブにとって、頼れるアタッカーとストライカーの不在は大きな痛手となるだろう。なお、ニューカッスルはFIFAワールドカップカタール2022前のリーグ戦で、トッテナムやチェルシーとの対戦を控えている。