復調の兆しを見せるリヴァプール、F・カルヴァーリョ「このまま前進し続けたい」

リヴァプールに所属するU−21ポルトガル代表MFファビオ・カルヴァーリョが、今後の戦いに向けての意気込みを語った。18日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

　昨シーズンに2冠（カラバオカップ、FAカップ）を達成し、プレミアリーグで2位、チャンピオンズリーグ（CL）で準優勝と好成績を残したリヴァプール。今シーズンの戦いにも注目が集まっていたが、期待とは裏腹に低調なスタートを切り、第10節を終えた時点でのプレミアリーグでの順位は暫定10位となっていた。

　迎えた第11節、本拠地『アンフィールド』でマンチェスター・Cに1−0で勝利。今シーズンのプレミアリーグで無敗を継続していた”ライバル”を撃破し、CL第4節レンジャーズ戦（7−1○）に続く公式戦連勝を飾った。

　徐々に復調の兆しを見せているリヴァプール。今夏に加入しここまで公式戦11試合の出場で2ゴールを記録しているF・カルヴァーリョは、レンジャーズ戦とマンチェスター・C戦を振り返り「レンジャーズ戦では本当に良いパフォーマンスをすることができた。そしてその勢いをマンチェスター・C戦に持ち込むことができたんだ。マンチェスター・C戦では73分から出場したが、光栄だったしユルゲン・クロップ監督からの信頼も感じたよ。まだ0−0の状況だったからね」とコメント。さらに今後の戦いに向けての意気込みを次のように語った。

「これを糧に前進し続けたい。チームだけでなく、自分自身にとっても積み重ねていくことが重要だからね。スタメンであっても途中出場であっても、必要な時にステップアップしていく必要がある。どこのポジションでどんなプレーをするにしても、出場して結果を出すしかないと思っているよ。このまま勢いを付けて突き進んでいくだけだ」

　公式戦3連勝を狙うリヴァプールは、現地時間19日に行われるプレミアリーグ第12節でウェストハムと対戦する。F・カルヴァーリョは「彼らはフィジカルが強く直線的なチームだ。タフな相手だよ」と対戦相手を警戒しつつ、「僕らは宿題を全て終えているよ。良いプレーが見せられることを願っている」と意気込みを示した。

　リヴァプールは現在、コロンビア代表FWルイス・ディアスとポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタが負傷により離脱中。F・カルヴァーリョの出番の増加も予想されるだけに、今後の同選手の活躍に期待がかかる。