プレミアリーグ第11節が19日に行われ、マンチェスター・Uとトッテナムが対戦した。
前節はホームでニューカッスルとスコアレスドローに終わった5位のマンチェスター・U。この日は最前線にマーカス・ラッシュフォードを起用し、アントニーとジェイドン・サンチョが両サイドに並んだ。一方で3位のトッテナムは、現在公式戦3連勝中。リチャーリソン、デヤン・クルゼフスキらを負傷で欠くなか、ハリー・ケインとソン・フンミンを前線に並べて敵地での一戦に臨んだ。
試合は6分、まずはフレッジが強烈なミドルシュートでゴールに迫ると、10分にはアントニーがカットインからゴールを狙うもシュートはポストを掠める。さらに21分には、裏に抜け出したラッシュフォードが好機を迎えるも、ここはGKウーゴ・ロリスが好セーブ。攻め立てるマンチェスター・Uは、続けてブルーノ・フェルナンデスが直接FKで、ルーク・ショーがボレーで際どいシュートを打つも、いずれもロリスがファインセーブで弾き出す。
前半はスコアレスで折り返すと、後半立ち上がりの47分、マンチェスター・Uはショートカウンターを開始。サンチョの落としを攻め上がったフレッジがシュートすると、このボールはDFに当たってゴールに吸い込まれた。
先制してさらに勢いを増すマンチェスター・Uは、49分にもラッシュフォードが決定機を迎えるも、ここはロリスが片手でストップ。それでも69分、ピンチを凌ぎカウンターに転じたマンチェスター・Uは、B・フェルナンデスが狙いすましたシュートを決め、追加点を奪った。勝負を決めたいマンチェスター・Uは、74分にもラッシュフォードが強烈なシュートを放つも、ここはこの日再三の好セーブを見せるロリスが立ちはだかる。
試合はこのまま終了。合計で28本のシュートを放ったマンチェスター・Uは、ロリスのスーパーセーブ連発により得点量産とはならなかったが、トッテナムを圧倒しての勝利となった。一方のトッテナムは敵地でケイン、ソンら攻撃陣が沈黙し、プレミアリーグではアーセナル戦に続く2敗目。公式戦の連勝は3で止まった。
次節、マンチェスター・Uは22日にアウェイでチェルシーと、トッテナムは23日にホームでニューカッスルと対戦する。
【スコア】
マンチェスター・U 2−0 トッテナム
【得点者】
1−0 47分 フレッジ(マンチェスター・U)
2−0 69分 ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・U)