プレミアリーグ第12節が19日に行われ、ブレントフォードとチェルシーが対戦した。
グレアム・ポッター監督の就任後、公式戦で5連勝中と好調のチェルシー。ブレントフォードの本拠地に乗り込む今節は、過密日程も考慮し、ピエール・エメリク・オーバメヤンやラヒーム・スターリングをベンチに置いて、最前線にはアルマンド・ブロヤを先発起用した。
この試合で最初のチャンスを迎えたのはブレントフォード。9分、右サイドからのクロスにイヴァン・トニーが頭で合わせるも、これはGKケパ・アリサバラガが防ぐ。16分には先発のコナー・ギャラガーが負傷交代となるアクシデントに見舞われると、この日は上手く試合を運べないチェルシーは、34分にもロングボールから再びトニーに頭で合わせられる。しかしこのピンチも、ケパのファインセーブによって失点は免れた。
試合はスコアレスのまま後半に入ると、状況を打開したいチェルシーは、61分にスターリングやクリスティアン・プリシッチら3枚を同時投入。それでもなかなかゴールに迫るシーンは生まれずに時間が経過すると、ポッター監督は81分にオーバメヤンも投入し攻撃陣をさらに分厚くする。終了間際にはプリシッチが強烈なミドルを放つも、ブレントフォードのGKダビド・ラヤがセーブ。ラストプレーでは、カーニー・チュクエメカが左足でゴールに迫ったものの、このシュートもラヤの牙城を崩すには至らなかった。
試合はこのまま終了。チェルシーはポッター体制の公式戦で初めて白星を逃すこととなり、公式戦の連勝は「5」でストップした。
次節、ブレントフォードは23日にアウェイでアストン・ヴィラと、チェルシーは22日にホームでマンチェスター・Uと対戦する。
【スコア】
ブレントフォード 0−0 チェルシー