DeNA・三原球団代表、今年のドラフトを総括「正直、難しかった」

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2022年10月20日 21:33  ベースボールキング

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センバツ大会で2試合連続となる本塁打を放った大阪桐蔭・松尾
DeNAの三原球団代表が20日、ドラフト会議終了後にオンラインでの取材でドラフトを総括した。

 DeNAは1位で松尾汐恩捕手(大阪桐蔭高)を指名するなど支配下の選手を5人、育成選手5人を指名した。

▼ 三原球団代表の一問一答
Q.ことしのドラフトを総括して
「正直、難しかったというのが感想。こんなに数多くの(1位)指名の公言があるドラフトというのは私も経験したことがないし、記憶にもあまりないドラフトになったので。結果としましては当初から評価の高かった松尾(汐恩)君、それから即戦力のピッチャーというところも獲れましたし、そういう意味では思い通りに、スカウトの作ってくれたリスト通りに進んだドラフトだったと思っております」

Q.1位指名は松尾汐恩捕手(大阪桐蔭)。決め手は
「やっぱり侍ジャパンU-18の中での活躍も目を見張るものがありましたし、バッティングの柔らかさも含めて。また、肩の強さもひじょうに高く評価されておりました」

Q.1位指名という最終決断はいつごろだったのか
「いつも通りに、きょう、こちら(ドラフト会議会場)に入ってから、進藤(達哉・編成部部長)さんと編成の人たちと話をして最終的に決めさせてもらいました」

Q.松尾は捕手として育てていく方針か
「はい。キャッチャーで順調に成長してもらえれば、と願っています」

Q.松尾は将来的にどういった選手になることを期待しての指名か
「まさに強肩強打の、スタメンで多くの試合を被ってもらえるキャッチャーに成長してほしいという願いを込めてのドラフト1位指名となりました」

Q.昨年の1位指名は高校生の小園健太投手。ことしも高校生から1位指名となった松尾と将来、バッテリーでチームを引っ張っていくということをイメージしての指名か
「その二人だけではないですけども、高校生(出身)の若い投手陣がおりますので、彼とバッテリーを組んでくれる将来を楽しみに考えております」

Q.全体的に支配下では、大学生2人を指名したが、彼らは即戦力という考えか。
「大学生を基本的には即戦力で考えています」

Q.ことしは育成も多めに(5人)指名したが、その狙いは
「『ドラフトからの育成』というのが、ウチのチームというか、高田GM時代からの戦力強化の基本方針ですので。ドラフトでいい選手を獲って、育成できっちり育てて、横浜スタジアムで活躍してもらう、と。その育成の部分の方にもより今後比重を多くしていきたいというところで、人数をちょっと多めに獲らせてもらっています」

▼ DeNA
1位 松尾 汐恩(捕手/大阪桐蔭高)
2位 吉野 光樹(投手/トヨタ自動車)
3位 林 琢真(内野手/駒沢大)
4位 森下 瑠大(投手/京都国際高)
5位 橋本 達弥(投手/慶応大)
<育成枠>
1位 上甲 凌大(捕手/愛媛マンダリンパイレーツ)
2位 鈴木 蓮(内野手/滋賀学園高)
3位 今野 瑠斗(投手/東京都市大学塩尻高)
4位 渡辺 明貴(投手/茨城アストロプラネッツ)
5位 草野 陽斗(投手/東日本国際大学附属昌平高)

(取材・ニッポン放送アナウンサー洗川雄司)

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