インテルに朗報！　ルカクが部分合流、約2カ月間の負傷離脱から復帰間近に

インテルに所属しているベルギー代表FWロメル・ルカクが、まもなく戦線に戻ってくる見込みだ。『スカイ・イタリア』が20日に伝えている。

　今夏にチェルシーからのレンタル移籍でインテルに復帰したルカクは、8月13日に行われたセリエA開幕戦のレッチェ戦でスタメン出場を果たすと、開始2分で先制ゴールを決めていた。その後も同26日開催の第3節ラツィオ戦まで先発出場を続けていたものの、同28日のトレーニングで左太ももを負傷。クラブから公式に離脱期間が明かされていたわけではなかったが、現地メディアは1カ月程度の離脱になると予想していた。

　しかし、9月のインターナショナルマッチウィークが明けても公式戦のピッチでルカクの姿は見られず。気がつけば10月も後半に突入しており、最後にピッチに立ったラツィオ戦からは2カ月近くが経過しようとしている。

　想定よりも長い離脱期間となってしまったものの、遂にルカクはインテルのトレーニングに部分合流したという。現時点でグループ練習のフルメニューを消化しているわけではなく、22日に行われるセリエA第11節フィオレンティーナ戦のスカッドには招集されない予定となっている。それでも、インテルは続く26日にチャンピオンズリーグ（CL）・グループC第5節のヴィクトリア・プルゼニ戦を控えており、同試合のピッチにルカクが立っている可能性は低くなさそうだ。

　インテルは10月に入ってから、1日開催のセリエA第8節ローマ戦こそ1−2で落としたが、以降はCLも含めて負けなしをキープしている。徐々に調子を上げてきたインテルは、26日のヴィクトリア・プルゼニ戦に勝利すれば無条件でCLの決勝トーナメント進出を決められる状況だ。“大一番”を前に、頼れるストライカーがチームに戻ってくる。