甲府MF野澤英之、今季限りでの現役引退を発表「本当にありがとうございました」
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2022年10月21日 12:16 サッカーキング
ヴァンフォーレ甲府は21日、MF野澤英之が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。
1994年8月15日生まれの野澤は現在28歳。FC東京の育成組織出身で2013年にトップチーム昇格を果たした野澤は、翌2014シーズンの明治安田生命J1リーグで開幕スタメンの座を掴んだ。しかしながら、シーズン序盤の負傷の影響もあり、出場機会は限られていった。その後はFC岐阜と愛媛FCでプレーし、2020年にヴァンフォーレ甲府に加入。昨シーズンは明治安田生命J2リーグ29試合に出場した同選手だったが、今シーズンはケガに悩まされ、ここまで5試合の出場にとどまっている。
プロキャリア通算186試合に出場している野澤は現役引退に際し、クラブ公式サイトで感謝の思いをコメントしている。
「今シーズン限りでプロサッカー選手を引退することに決めました。幼稚園の頃からサッカーを始め、プロサッカー選手として10年間でしたが、とても幸せな時間を過ごすことができました。もちろん思い描いていたようにはいかないこともたくさんありました。今年は怪我と脳震盪に悩まされ、なかなか思うようにプレーできず、チームに貢献できなかったことを申し訳なく思います。それでも全てが僕にとってかけがえのない経験でした。FC東京には中学生の頃から10年間お世話になり、FC岐阜、愛媛FC、ヴァンフォーレ甲府とたくさんの素晴らしいチームでプレーできたことを嬉しく思います。全てのチームでお世話になった選手、監督、コーチ、トレーナー、ドクター、スタッフ、そしてファン、サポーターの皆さま、本当にありがとうございました」
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