広島は2週連続でカップファイナルに挑む…佐々木「まだ決勝の舞台が残っていることは幸せ」

2022JリーグYBCルヴァンカップ決勝の前日練習・前日会見が国立競技場にて行われた。

　サンフレッチェ広島にとっては2014年以来8年ぶりのファイナル進出となる。しかし、過去2回の決勝ではともに敗戦。初のルヴァンカップ戦制覇を目指す。

　ミヒャエル スキッベ監督は「ここまでたくさんの試合をこなして決勝に来ることができました。我々はルヴァンカップに力を入れてきたチームですし、明日も全てを出していきたい。リーグ戦でも上位を争うセレッソと対戦する明日は非常に面白い試合になる」と予告した。先週はヴァンフォーレ甲府との天皇杯決勝で延長・PK戦の末に敗れている。「先週の敗戦から切り替えることは難しかったです。甲府戦の前半はひどい内容でしたし、後半盛り返すことはできましたが勝利はできなかった。PKはどちらかに転ぶものだと思っています。その敗戦から、今回のファイナルに向けて良い雰囲気の中でトレーニングができたと思います」と言及した。

　キャプテンを務める佐々木翔は　「明日の試合は非常に難しくなると思いますし、どちらのチームが自分たちのサッカー、自分たちの良さを出せるかが鍵になると思います。先週は天皇杯を獲れませんでしたが、まだ決勝の舞台が残っていることは幸せ。ただ、勝ち取らないと先には進めないと思いますし、僕らの未来にとっても重要なタイトルを必ず持ち帰りたい」と意気込んだ。

　　C大阪対広島のルヴァンカップ決勝は、明日10月22日（土）13時5分キックオフ。試合の模様はフジテレビ系列で生中継される。