ヤクルト・高津監督が語った先発投手に期待することとは?「いつも通り…」

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2022年10月22日 07:14  ベースボールキング

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今季もヤクルト投手陣の柱として奮闘している小川泰弘
ヤクルトの高津臣吾監督が21日、オリックスとの日本シリーズに向けて打線、投手陣について語った。

 阪神とのCSファイナルではオスナがMVPを獲得するなど、下位打線の活躍が目立った。高津監督は「もちろんムネ(村上宗隆)が中心になる事は間違いないと思います」としたうえで、「その前後であったり、下位打線だから点が取れないというのでは中々勝てないと思います。そこでチャンスを作ったり、もしくはクリーンアップを返したりという繋がりが出来れば、勝機はあると思います」と村上の前後の打者、下位打線を攻撃のポイントに挙げ、「皆、気持ちも昂っているでしょうし、こちらからあえて名前を出すこともないですが、みんな絶対やってくれると信頼しています」と続けた。

 今年の日本シリーズは予告先発が採用され、第1戦は小川泰弘が先発する。高津監督は先発投手に期待することについて「いつも通りゲームメイクして、2番手投手にどういう状況に渡すかというところがすごく大事だと思うので、もちろん一番良いのは最後まで投げ切ってくれる事だと思うんですけど、完投してくれとは思わないです。しっかりと初球から、自分が降りる最後の一球まで気持ち込めて、魂込めて全力で投げ切ってくれれば良いと思います」と語った。

 予告先発となっている小川は日本シリーズで先発できることについて、「本当にありがたい事ですし、緊張感であったりファンの方の盛り上がりやムードを味わえるというのは一握りですし、この時期まで野球が出来ている喜びを感じながら精一杯やっていきたいです」と決意を述べた。

(取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)

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