アビスパ福岡は22日、GK杉山力裕が2022シーズン限りで現役を引退すると発表した。
現在35歳の杉山は、2006年に静岡学園高校から川崎フロンターレに入団。2014年まで同クラブに在籍し、公式戦通算70試合に出場した。2015年からは2シーズン、清水エスパルスでプレーし、通算47試合に出場。2017年から福岡に所属し、通算56試合に出場している。これまでにJ1リーグ通算69試合、J2リーグ通算69試合、リーグカップ通算19試合、天皇杯通算12試合に出場している。
福岡は杉山に対し、「選手会長としてもチームを引っ張り、九州北部豪雨災害の復興と地域の子どもたちとの交流、また病院の訪問など、『smileプロジェクト』の活動も中心となって取り組んでくれました。ピッチ上だけでなく広くクラブの成長に大きく貢献してくれた杉山選手にクラブ一同、心から感謝しています」と感謝のメッセージを伝えている。
また、杉山は福岡のクラブ公式サイトを通じて、次のようにコメントした。
「今シーズン限りでプロサッカー選手を辞めます。転職します!まだ転職先は決まってませんが笑」
「高校卒業して川崎フロンターレに9年。清水エスパルスに2年。そしてアビスパ福岡で6年。 大した活躍もしなかった選手が17年間もプロ生活を送ることが出来たのはひとえに周りの支えがあったからです。一緒に闘ってくれた選手、監督、コーチ、トレーナー、キット、通訳、マネージャー、クラブ関係者、そしてファン・サポータの皆さん。みんなのおかげでここまでやり切ることができました。悔いはありません。 このクラブでこのタイミングで辞めることがベストだと思い決断しました。皆さん本当にありがとうございました!」
「残りのシーズンも変わらずアビスパ福岡の応援、残留に向けてのサポートよろしくお願い致します!」