ヤクルト、山本攻略し白星発進 高津監督「長打がよく効いたゲームだった」

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2022年10月22日 23:14  ベースボールキング

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ヤクルト・高津監督 (C) Kyodo News
【日本シリーズ第1戦】
○ ヤクルト 5 − 3 オリックス ●
<10月22日 神宮>

 2年連続の顔合わせとなったヤクルト対オリックスの「SMBC日本シリーズ2022」が22日に開幕。第1戦はヤクルトが制し、2年連続日本一へ好スタートを切った。

 2年連続タイトル4冠のオリックス先発・山本を攻略した。初回、1番・塩見の左前打、4番・村上の四球などで二死一、二塁の好機を作ると、5番・オスナが三塁線を破る2点適時二塁打を放ち先制。その後、2−2の同点に追いつかれたものの、3回は塩見がバックスクリーン左へ着弾するソロ本塁打を放ち再びリードを奪った。

 4回はオスナが、高めに浮いたカットボールを左中間席へ運び4点目。CSでMVPに輝いた助っ人は、日本シリーズ初戦でも3打数3安打3打点と勝負強さを発揮した。

 1点差に詰め寄られた8回は、4番・村上が日本シリーズ通算3号となる豪快ソロを右翼席へ。令和初の3冠王が本拠地・神宮を沸かせ再び2点リードとした。

 先発の小川は2回、3連打や押し出し四球を許し2−2の同点に追いつかれるも、3回以降は要所を締め5回6安打2失点と粘投。6回以降はリリーフ陣がオリックス打線の反撃を1点に抑え、5回2失点の小川は日本シリーズ初白星を手にした。

 昨年は黒星スタートだったが、今年は難敵・山本を攻略し白星発進。高津監督は試合後、「オスナの三塁線を破ったツーベースと、そのあとの塩見とオスナのホームラン。長打がよく効いたゲームだった」と、好投手から4点を奪った攻撃陣を称えた。

 先発の小川については「シーズン終盤の良い投球と比べるともうひとつだったが、よく粘って2失点で乗り越えてくれた」と評価。村上の一発については「横から見ていたので何とも言えないが、そんなに簡単なボールじゃなかったと思う。あそこの1点というのは、2点差に広げたという意味で非常に大きい一発だった」と賛辞を送った。

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