垂直にそびえ立つダンプカーの荷台 運転手に「なぜ気付かない?」と疑問の声(カナダ)<動画あり>

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2022年10月23日 10:11  Techinsight Japan

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陸橋と地面の間に挟まってしまった荷台(画像は『OPP Highway Safety Division 2022年10月19日付Twitter「Dump box up = empty the load」』のスクリーンショット)
カナダの警察が現地時間19日、ダンプカーによる事故についてTwitterアカウントに投稿し話題を呼んでいる。添付された動画には、ダンプカーの大きな荷台が高速道路に架かった陸橋と地面の間に垂直に挟まった光景が映っていた。動画を見た人からは「なぜこうなる前に気付かないのか」と理解しがたい状況に疑問の声があがっていることを『CTV News Toronto』などが伝えた。

【この記事の動画を見る】

カナダのオンタリオ州警察・高速道路安全課は今月19日、同州を走る高速道路「Highway 401」で発生した事故の動画をTwitterアカウントに投稿した。動画には高速道路に架かった陸橋と道路の間に、ダンプカーの荷台が垂直に挟まっている衝撃的な光景が映っていた。

現場は両サイドに分離帯がある場所で、荷台が挟まったレーンは通行止めになったが、左右のレーンは上下ともに車が走っている。同警察によると、ダンプカーの運転手は積み荷を降ろす際に荷台を傾けたものの元の位置に戻すのを忘れたまま走行し、陸橋の下を通過する際に荷台が挟まってしまったそうだ。

多くの車が走る中で荷台が直立する異様な光景を捉えた動画は注目を集めており、ユーザーからは「なぜ他のドライバーはこうなるまで放っておくんだろう」「この状態で走れてしまう時点で安全対策に問題がある」「どうやったら気付かないまま運転できるんだ?」「このドライバーはこれから転職だな」など驚きや疑問の声が相次いだ。

挟まった荷台を取り除くのに2台の高所作業車が出動し、荷台が落下して高速道路の表面にダメージがでないように慎重に作業が行われた。幸いにもこの事故によるケガ人の報告はないが、午前7時半という混雑する時間帯だったことから長い渋滞が発生した。

なお後の投稿では、歩道となっていた陸橋内部にもダメージが確認されたと報告しており、高速道路だけでなく陸橋の安全性の確認にも追われることになった。荷台の撤去作業には時間がかかり、最終的に道路の通行が全面再開したのは午後3時のことだった。


ちなみに今年2月にはイギリスで、車両の高さを見誤ったことで車の上に屋根が乗っかってしまう珍事が発生しており、多くの人の笑いを誘っていた。



画像は『OPP Highway Safety Division 2022年10月19日付Twitter「Dump box up = empty the load」』『CTV News Toronto 2022年10月20日付「Dump truck driver charged after container stuck upright under Highway 401 overpass in Mississauga」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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