アーセナルのブラジル代表FWガブリエル・ジェズスは、ドローに終わったサウサンプトン戦を終えて心境を語った。23日、クラブが公式サイトで伝えている。
現在プレミアリーグの首位を走るアーセナルは、公式戦8連勝という好調ぶりで、この日は敵地に乗り込みサウサンプトンと対戦。開始11分、今シーズンその得点力を発揮しているグラニト・ジャカのゴールで幸先良く先制すると、その後も試合を優勢に進め、前半を1点リードで終える。しかし後半は前節のリーズ戦と同様、徐々に主導権を奪われる時間帯も増えると、65分に同点弾を喫し、そのまま試合はドローに終わった。
9月4日のマンチェスター・U戦以来、今季のアーセナルが勝ち点を落としたのはこれで2度目に。開幕から好調のチームを牽引するも、出場した公式戦ここ5試合はゴールがなく、この日もチャンスを決めきれなかっったG・ジェズスは、試合後にコメントでその悔しさを滲ませた。
「負けたような気分だ。僕らのプレーや作り出した数々のチャンスを考えるとね。特に前半は、後半よりも多くのチャンスがあった」
「後半になると、僕らはまたレベルを落としてしまった。リーズ戦で起こったことと少し似ていたね。僕らはそれを認識しないといけないし、スマートに、何が間違っているのかを把握し、そして改善しないといけない」
「僕らは改善して、シーズンが始まったときと同じレベルに戻らないといけない。チームとしても、それぞれ個人としてもね。努力して、そして強くなって戻ってくるよ」
「言い訳はないよ。僕らには準備する日が数日あるから、ピッチでやるべきことについて取り組む。もちろん、回復の時間がもっと必要な選手もいるけど、とにかくピッチでのことに集中するだけだ」
アーセナルは次戦、27日にヨーロッパリーグでPSVと、30日にプレミアリーグ第14節でノッティンガム・フォレストと対戦する。