ジョセフ・アブードは「ポロ ラルフ ローレン(Polo Ralph Lauren)」のメンズ部門のディレクターを務めていたジョセフ・アブードが自身の名を冠したブランドとして1987年に始動。米国ファッション協議会(CFDA)が主催する「Menswear Designer of the Year」を1989年と1990年で2度受賞した。日本では、1995年にオンワード樫山が同ブランドのライセンスを取得。百貨店を中心に、現在国内で43店舗を展開している。
オンワードホールディングスは、ジョセフ アブードの国内における商標権を取得することで、既存の百貨店だけではなくショッピングセンターや路面店、ECモールなどへの出店拡大を図る。また、オーガニックコットンなどの環境に配慮した素材を採用した商品開発を進め、現在の主力アイテムであるメンズウェアに加えて、世代や性別を問わないウェアやライフスタイル雑貨などを展開し、アイテムラインナップを拡充していくという。